ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

環境考察

カジュアルなスタンダードについて考える

まもなく9月が始まる。 9月になるとPWFMが新シーズンとなり、プロモも新しくなる。 その目玉は何と言っても新イラストのヴェールのリリアナだろう。 この残酷なまでに美しいPWを正規に手に入れる唯一の手段はPWFMに出て、じゃんけんに勝利する事だ ──今回は…

2023/5/30禁止改定

スタンダード 禁止 鏡割りの寓話 勢団の銀行破り 絶望招来 以上3枚が禁止となりました。 大体予想通りですね。 勢団の銀行破りだけ意外でしたが、セールで消えたのでもしかしてと思ってはいました。 鏡割りの寓話は非常に強力なカードで、環境で赤を採用させ…

スタンダード・ローテーションの期間延長について考える

スタンダードのローテーションが2年から3年に延長されました。 この影響について少し考察していきましょう。 思考実験として現在のカードプールが3年分あると仮定しましょう。 すると、スタンダードで使えるセットは以下の4つが増えます。 ・ゼンディカーの…

機械兵団の進軍シールド雑感

昨日一昨日でプレリリースに3回参加してその雑感を書いて行きたいと思います。 あくまで個人的な考えであり、また環境初期なのでかなり変更される可能性もありますが、そこは追々。 環境速度は中速 バトルという追加ライフや召集の存在から環境はかなり遅く…

オースブレイカーについて考える

今日は昨日公式フォーマット化したオースブレイカーについて。 オースブレイカーは統率者戦と多くの共通点を持つ多人数戦の1つです。 プレイヤーは伝説のクリーチャーの代わりにPWをオースブレイカーとし、ゲーム中オースブレイカーを統率領域から唱える事が…

3月6日禁止改定について考える

今回の禁止改定ではレガシーで以上2つが禁止されました。 それぞれ順に理由を見ていきましょう。 端的に言ってしまえばレガシーにおけるトップデッキ2つである青赤デルバーと白単イニシアチブの弱体化が今回の改定の目的となります。 それぞれのデッキは使用…

スタンダードの赤単の歴史について考える(イニストラード:真夜中の狩り〜)

ゼンディカーの夜明け+カルドハイム+ストリクスヘイヴン: 魔法学院+フォーゴトン・レルム探訪+イニストラード: 真夜中の狩り+イニストラード: 真紅の契り+神河: 輝ける世界+ニューカペナの街角 2021年9月イニストラード: 真夜中の狩り追加。 エルドレインの…

スタンダードの赤単の歴史について考える(ゼンディカーの夜明け〜フォーゴトン・レルム探訪)

エルドレインの王+テーロス還魂記+イコリア:巨獣の棲処+基本セット2021+ゼンディカーの夜明け+カルドハイム+ストリクスヘイヴン:魔法学院+フォーゴトン・レルム探訪期 2020年9月ゼンディカーの夜明け発売。 ラヴニカのギルド、ラヴニカの献身、灯争大戦、…

スタンダードの赤単の歴史について考える(エルドレインの王権〜基本セット2021)

ラヴニカのギルド+ラヴニカの献身+灯争大戦+基本セット2020+エルドレインの王権+テーロス還魂記+イコリア:巨獣の住棲+基本セット2021 2019年10月エルドレインの王権追加により、イクサラン、イクサランの相克、ドミナリア、基本セット2019落ち。 トップメタ…

スタンダードの赤単の歴史について考える(ラヴニカのギルド〜基本セット2020)

イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド+ラヴニカの献身+灯争大戦+基本セット2020 2018年10月ラヴニカのギルド追加により、カラデシュ・ブロック、アモンケット・ブロック落ち。 発売直後のグランプリリール18では赤単が優勝。 ラ…

スタンダードの赤単の歴史について考える(アモンケット〜基本セット2019)

戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影・ブロック+カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック 2017年4月アモンケット発売。 トップメタは優秀な機体と操縦者を操るマルドゥ機体と、 理不尽な上振れを持つティムール霊気池でした。 特に後…

スタンダードの赤単の歴史について考える(戦乱のゼンディカー〜霊気紛争)

タルキール覇王譚ブロック+マジック・オリジン+戦乱のゼンディカー・ブロック 2015年10月戦乱のゼンディカー販売。 テーロス・ブロック、基本セット2015落ち。 稲妻の一撃やかき立てる炎などの優秀な火力が落ちたものの、僧院の速槍等の軽量クリーチャーと…

スタンダードの赤単の歴史について考える(基本セット2014+基本セット2015+ラヴニカへの回帰・ブロック+テーロス・ブロック〜基本セット2015+テーロス・ブロック+タルキール覇王譚・ブロック+マジック・オリジン)

基本セット2014+基本セット2015+ラヴニカへの回帰・ブロック+テーロス・ブロック 2013年9月テーロス発売により、基本セット2013、イニストラード・ブロックが落ちます。 この頃のトップメタは信心となります。 赤単も例に漏れず信心型に。 モーギスの狂信者…

スタンダードの赤単の歴史について考える(基本セット2012+基本セット2013+ミラディンの傷跡・ブロック+イニストラード・ブロック〜基本セット2013+基本セット2014+イニストラード・ブロック+ラヴニカへの回帰・ブロック)

基本セット2012+基本セット2013+ミラディンの傷跡・ブロック+イニストラード・ブロック 2011年10月イニストラード発売により、基本セット2011、ゼンディカー・ブロック落ち。 これにより稲妻やゴブリンの先達が落ちてしまった赤単でしたが、流血の貴種や嵐血…

スタンダードの赤単の歴史について考える(基本セット2011+ゼンディカー・ブロック+ミラディンの傷跡・ブロック)

基本セット2011+基本セット2012+ゼンディカー・ブロック+ミラディンの傷跡・ブロック 2010年10月ミラディンの傷跡発売により、アラーラ・ブロック、基本セット2010落ち。 トップメタに君臨するは赤緑ヴァラクート。 しかし世界選手権10では決勝卓に進めず、…

スタンダードの赤単の歴史について考える(アラーラの断片・ブロック〜ゼンディカー・ブロック)

第10版+ローウィン=シャドウムーア・ブロック+アラーラの断片・ブロック 2008年10月アラーラの断片発売により、時のらせん・ブロック、及びコールドスナップが遂にローテーション落ちします。 トップメタは尚も青黒フェアリー。 対抗勢力として黒緑エルフも…

スタンダードの赤単の歴史について振り返る(時のらせん・ブロック~ローウィン= シャドウムーア・ブロック)

第9版+ラヴニカ・ブロック+コールドスナップ+時のらせん・ブロック 2006年10月時のらせん追加により、神河ブロックが落ちますが、環境は依然ラヴニカの多色デッキが主流。 ボロス・ウィニーやグルール・ビートが活躍しますが、赤単色のアグロ・デッキは鳴り…

スタンダードの赤単の歴史について考える(神河ブロック~コールドスナップ)

第8版+ミラディン・ブロック+神河ブロック 2004年10月神河物語が発売され、オンスロート・ブロックが落ちてもトップメタは圧倒的爆発力を誇る親和でした。 The Finalsではそれをメタった緑系コントロール創造の標が優勝。 赤単は活躍できないまま次のパック…

スタンダードの赤単の歴史について考える(第8版+オンスロート・ブロック+ミラディン・ブロック)

第8版+オンスロート・ブロック+ミラディン・ブロック 2003年10月ミラディン発売により、オデッセイ・ブロックが落ちますが、相変わらずゴブリンが活躍。 ゴブリンには2つのデッキタイプがあり、1つ目は総帥の召集の為に黒をタッチしたゴブリン召集。 もう1つ…

スタンダードの赤単の歴史について考える(インベイジョン・ブロック~オンスロート・ブロック)

第6版+マスクス・ブロック+インベイジョン・ブロック 2000年11月インベイジョンが追加された事で、ウルザ・ブロックが落ちるとバーニング・ブリッジが登場しました。 これはストロングホールドで登場した罠の橋をキーカードとしたバーンデッキで、バーンの手…

スタンダードの赤単の歴史について考える(テンペスト・ブロック~マスクス・ブロック)

第5版+ミラージュ・ブロック+テンペスト・ブロック 1997年11月に発売されたテンペストでは、継続的な無色の火力呪われた巻物が登場します。 それだけでなく今尚レガシーで活躍する不毛の大地、 優秀なウィニークリーチャーであるジャッカルの仔や歩く火力で…

スタンダードの赤単の歴史について考える(~ウェザーライト)

皆さん赤は好きですか? 速攻と本体火力を色の特徴に持つ赤は、他の色以上に狂信者が多く、いかなる環境においても赤単を握るプレイヤーは存在しました。 今日はそんな赤単の歴史をスタンダードでのローテーション落ち毎に少し振り返っていきましょう。 リバ…

エクスプローラー注目デッキリスト

来週金曜日のニューカペナの街角実装と同時に、エクスプローラーという新フォーマットが実装されます。 これはパイオニアで使用できるカードの中でMTGアリーナに実装されているカードだけ使用できるフォーマット。 最終的にはパイオニアと合流するそうです。…

十種競技第8種目:ターボ・ドラフトについて考える

今日はストリクスヘイヴン:魔法学院のターボ・ドラフトについて。 ターボ・ドラフトとはすべての呪文が(5)安くなるという特殊ルール下で行うドラフト。 大抵は色マナシンボルだけがコストとなります。 例えば優秀な学徒と柱落としの救助者は両方白1マナで唱…

十種競技第4種目:新規プレイヤーデッキについて考える

新規プレイヤーデッキマジで勝ててないので考察。 今回は勝率5割切ってるので当てにしない方がいいかも。 環境としてはレアゲーな感じがします。 その上で構築とは思えないほど土地事故するので、まずそこを突破しないと勝負になりません。 体感1割は土地事…

督励について考える

アモンケットリマスター・プレミアドラフトが昨日再びMTGアリーナに帰ってきました。 また今回はジャンプスタート:ヒストリックホライゾンが遅延した事によりお詫びとして1回無料で遊べる様になっています。 そこで今日はアモンケットリマスターのリミテッド…

ナヤウィノータについて考える(D&Dフォーゴトン・レルム探訪)

デッキ 4 無私の救助犬 (M21) 36 4 ヤスペラの歩哨 (KHM) 178 3 厚顔の無法者、マグダ (KHM) 142 2 水蓮のコブラ (ZNR) 193 4 裕福な亭主 (AFR) 200 4 精鋭呪文縛り (STX) 17 2 敬愛されるレンジャー、ミンスク (AFR) 227 4 軍団のまとめ役、ウィノータ (IKO…

カルドハイムがパウパーに与えた影響について考える

明日のFNMがパウパーなので、今日はカルドハイムがパウパーに与えた影響について。 多くの方が予想した通りカルドハイムのカードパワーは非常に高いものでした。 特にコモンカードの強さは特筆すべきもので、それらが主力となるパウパーでは早速いくつかのカ…

白とドローについて考える

今日は白とドローについて。 黎明期における白に割り当てられた役割は、(それがWotCが意図的に割り当てたかどうかに関わらず)、あらゆるパーマネントに対する対処法だった。 白が(単体で)破壊できないパーマネントは土地に限定され、あらゆるパーマネントに…

予顕について考える

今日は予顕について。 主にリミテッド環境についての話です。 リミテッド環境とはつまり、ドラフトとシールドのことですね。 個人的な意見であり、そこまで強いかと言われると微妙なところですが、様々なプロの意見を見ているので、そこそこあっていると思い…

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