ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

オースブレイカーについて考える

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今日は昨日公式フォーマット化したオースブレイカーについて。

 

オースブレイカーは統率者戦と多くの共通点を持つ多人数戦の1つです。

プレイヤーは伝説のクリーチャーの代わりにPWをオースブレイカーとし、ゲーム中オースブレイカーを統率領域から唱える事ができます。

デッキはハイランダーで構築され、オースブレイカーの固有色に従う必要があります。

他統率者税や領域移動等、各種ルールが統率者同様に働きます。

 

統率者との違いとしてデッキは60枚ちょうどで構築される必要があります。

また禁止カードもかなり違っており、例えば太陽の指輪むかつきといった統率者では主要なカードが禁止されていたり、

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閃光船殻破りといった統率者では禁止されているカードが使えたりとかなり違ったリストとなっています。

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ただこれは現時点でのリストであり、今後オースブレイカーが公式化された事でリストの見直しが行われると思います。

 

そしてオースブレイカーの最たる特徴は、トレードマーク呪文と呼ばれるインスタントかソーサリーを統率領域に置ける事です。

プレイヤーはオースブレイカーをコントロールしている間、トレードマーク呪文を唱える事ができます。

トレードマーク呪文は統率者同様解決される毎に2マナ重くなりますが、解決に際し必ず統率領域に戻るという性質を持ちます。

その為フラッシュバック等は行えません。

 

このトレードマーク呪文はオースブレイカーとの組み合わせ次第で即座にコンボを決める事ができます。

例えば覆いを裂く者、ナーセット+Timetwisterであれば対戦相手の手札は1枚になりますし、

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オニキス教授+煙霧の連鎖なら無限ドレインです。

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オニキス教授のオースブレイカーはフレーバーの強さもありオススメ。

 

ただ正直これらはまだオースブレイカーを活用してるのでいい方で、トレードマーク呪文を使うにはオースブレイカーを唱え、その後に唱える事になるのでむしろあまり必要でないカードを置いておいた方が現状はいいとなってしまう可能性もあります。

例えばジャレッド・カルサリオンをオースブレイカーに指定し、トレードマーク呪文は激情の後見辺りにしておけば、統率者戦で用いられるほとんどあらゆるコンボをわずか58枚のデッキで使う事ができ、非常に強力そう。

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この場合ジャレッド・カルサリオンが戦場に出る事はまあ無いでしょう。

 

ルール自体もまだ曖昧で、例えば共闘は使用できるのか、

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あるいは統率者をオースブレイカーと読み替える場合、「あなたのオースブレイカーになることができる」開闢機関、勝利械は選択できるのか(できてたまるか)、

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トレードマークを土地としてプレイできるのか(できたらするのか?)

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などなどまだ詳しいルールが不明なのでそこは続報待ちですね。

 

対PWカードが軒並み強力になるのも見逃せません。

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まあこの重さなら勝手にやっててくれ感ありますが。

 

いずれにせよ一般開放されたとはいえここはまだまだ未開の地。

整備されるのを待つか、開墾に乗り出すかはあなた次第です。

ではでは!

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