今日はこちら。
兄弟戦争で登場した白2マナのインスタント。
まず土地でないパーマネント1つを対象とし、それを追放します。
それが追放されている限り、そのオーナーはそれを追放領域から唱える事ができます。
しかしこの時そのオーナーが対戦相手だった場合、それを唱える為のコストが2マナ重くなります。
分散に似た疑似バウンス呪文で、時代の差(あるいはレアリティの差)により、パーマネントのオーナーが対戦相手であれば追加で2マナを要求します。
カード・アドバンテージを失ってしまうというバウンス呪文の弱点は残ってしまっていますが、テンポ・アドバンテージを稼ぐという面においてはかなり強化されています。
2ターンも遅れてしまえばかなり強さが損なわれてしまうので、ゲーム終了まで結局追放されたままだったというのもかなりありえるでしょう。
バウンスと違う点として手札に戻らないというのもあり、策謀の予見者、ラフィーンが幅を利かせている現環境ではかなり明確な差異と言っていいでしょう。
また蘇生系デッキで蘇生したパーマネントを唱えるのはかなり大変そうです。
追放領域から唱えさせるので洗い落としが当たるようになります。
統率者戦であればしばしば見かけるドラニスの判事で止まるというのも、色が合っているという事もあり、強力と言っていいでしょう。
自分のパーマネントに使う場合ちらつきのように使う事ができます。
このカードの場合マナ・コストを支払う必要がある一方で、全体除去を避けられるという点や、唱えた時誘発を使えるというメリットがあります。
封じ込める僧侶にも引っかかりませんね。
試作メカニズムと相性がよく、1度試作で出したクリーチャーを今度は完成形で唱える事ができます。
本当はブリンク系の効果が欲しかったところですが、流石に強すぎたのでしょうか。
同様に両面カードも裏面で唱える事が可能。
プレイを許している為、土地としてセットする事もでき、その場合は唱えていない為追加のマナも必要ありません。
最強除去が汎用性高めて新登場。
今後の定番となるのでしょうか。ではでは!