ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

端正な論文について考える(2026/5/18)

端正な論文

基本データ

  • 端正な論文

  • (3)(黒)(黒)

  • ソーサリー ─ 講義

  • プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカード2枚を引き、2点のライフを失う。

  • 範例(その後、この呪文を追放する。この名前を持つ呪文をあなたが初めて解決した後、あなたの各第1メイン・フェイズの開始時に、これのコピーをマナ・コストを支払うことなく追放領域から唱えてもよい。)

  • ストリクスヘイヴンの秘密 神話レア #78

ストリクスヘイヴンの秘密で登場した範例呪文サイクルの黒。

プレイヤー1人を対象とし、そのプレイヤーに2枚引かせる代わりに、ライフを2点失わせます。

3マナ重くなった代わりに範例の付いた血の署名であり、2マナ重くなりドローとライフ損失の増えたファイレクシアの闘技場の上位種と見ることもできます。

血の署名ファイレクシアの闘技場

その強さは折り紙付きで、3ターンもすれば6枚引くことができかなり優位。

ドレインを駆使すれば失ったライフを取り返すこともできます。

主な利点として以下が挙げられます。

  1. 唱えたターンから2枚引ける。
  2. 唱えるのは任意なのでライフやライブラリーが少なければ唱えなくてもよい。
  3. 対戦相手のライフやライブラリーが少なければ対戦相手に撃ち込んでもよい。
  4. 対処が非常に困難。

レビュー評価

フォーマット 評価 コメント
リミテッド ★★★☆☆ 主力にはなる
スタンダード ★★☆☆☆ 稀にサイド
パイオニア ★★☆☆☆ 優良アドバンテージソース
モダン ★★★☆☆ 受講パッケージが活躍
コマンダー ★★☆☆☆ 初期ライフとターン数の多いコマンダーでは強力

リミテッド

GIH WR 56.4%, 平均ピック順位 2.02。

そこまで強くないです。

主力カードになり得るがピック次第では抜けていくレベルです。

ライフ損失が痛いため回復の多い黒緑で強く、逆に序盤から積極的に殴り合う白黒ではあまり入れたくないです。

スタンダード

青黒加虐者や黒緑ミッドレンジのサイドにたまに1枚だけ入ります。

特に前者の場合は中盤は自分に撃ってアドバンテージを獲得し、終末の加虐者でライブラリーを6枚にした後は相手に撃ち込んでライブラリーアウトを狙います。

終末の加虐者

毎ターン2ドローは魅力的なのですが、やはりライフ損失が痛いとか、そもそも5マナでドローするだけなのが環境にあってないのかもしれません。

今後環境が遅くなれば活躍する可能性は高いため、要注目の1枚です。

パイオニア

黒緑ミッドレンジのサイドボードで採用されることがあります。

黙示録、シェオルドレッドとの相性は特に良く、2ドロー2点回復か、相手に2ドロー6点ルーズを起こさせます。

黙示録、シェオルドレッド

不浄な別室を始めとした対抗馬が強く、採用は限定的です。

不浄な別室

モダン

黒緑ミッドレンジ、通称The Rockで活躍しています。

主にサイドボードに1枚だけ採用され、メインデッキに入ったひきつり目詩人の羽ペンから履修で引っ張ってきます。

ひきつり目詩人の羽ペン

非常に強力なコンボで、同様のパッケージがレガシーでも一部で試されています。

コマンダー

均衡を保つもの、ウィザーブルーム討論するもの、シルバークイルで活躍。

均衡を保つもの、ウィザーブルーム討論するもの、シルバークイル

どちらもソーサリーとシナジーを持つ統率者であり、かなり強力。

初期ライフが多く、ゲームが長引きやすいコマンダーでは毎ターンライフ2点と引き換えに2ドローできる効果は非常に強力であり、採用するとかなり活躍すると思います。

政治にも使えます。

総評

今後が楽しみな1枚。

毎ターン2ドローは夢がありますね。

ではでは!

別アート

端正な論文

参考

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最後の言葉について考える(2026/5/16)

最後の言葉

いつか、誰かが私を打ち負かすだろう。

だがそれは今日ではないし、お前にでもない。

基本データ

  • 最後の言葉
  • (2)(青)(青)
  • インスタント
  • 最後の言葉は呪文や能力によって打ち消されない。
  • 呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
  • ダークスティール レア #23

ダークスティールで登場した打ち消されない打ち消し呪文。

対戦相手が打ち消しを多用するデッキであっても、それを気にすることなく打ち消すことができます。

一方で弱点も多く、例えば自分が撃った呪文(A)に対して撃たれた打ち消し呪文(B)を最後の言葉で打ち消す場合、相手は最後の言葉ではなくその呪文(A)に対して打ち消し呪文を撃てばいいため、打ち消されないという利点が発揮されません。

4マナと重いこともあり、自分から仕掛けることの多いクロック・パーミッションよりも、重コントロール系で使うのが強力。

後年では怒涛を持つ上位互換圧倒的な否定も登場しており、最後の言葉が今後活躍する可能性は低いでしょう。

圧倒的な否定

レビュー評価

フォーマット 評価 概要
旧スタンダード ★★★☆☆ 有力デッキの準主力
コマンダー ★☆☆☆☆ 重い

旧スタンダード

プレビュー当初は騒がれていたものの、環境が高速であったことや他のカウンターが弱かったことから価格が暴落。

しかし、フィフス・ドーンでヴィダルケンの枷が登場したことで青単パーミッションが登場し、採用されるように。

ヴィダルケンの枷

このデッキは当時のトップメタであった親和には滅法弱かったものの、その他のデッキが親和以外にあまり勝てない構成だったため、それなりに活躍しました。

コマンダー

遵法長、バラルで極稀に採用。

遵法長、バラル

4マナというのがやはり重く、敬遠される要因となっています。

また、打ち消さずに対象を変更して立ち消えさせる偏向はたきや、追放してしまうため打ち消さない精神壊しの罠など、より使用率の高いカードで対処されてしまうのも難点と言えます。

偏向はたき精神壊しの罠

フレーバーテキスト

このカードで最も有名なのはフレーバーテキスト。

いずれ来る敗北を受け入れながらも、それは今日でもお前でもないという宣言が、青らしくかっこいいです。

総評

カード名に違わぬ、フレーバーテキストが印象的な1枚。

いつか、このブログも更新が途絶えるだろう。

だがそれは今日ではないし、この記事でもない。

ではでは!

参考

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傷残す批評について考える(2026/5/15)

傷残す批評

「芸術家たるもの、骨を折るのは作品のためだ、観客のためではない!」

──ガラゼス・プリズマリ

基本データ

  • 傷残す批評
  • (X)(青)(赤)
  • インスタント
  • 1つを対象とする。
    傷残す批評はそれにX点のダメージを与える。
    カード2枚を引く。
    その後、カード1枚を捨てる。
  • ストリクスヘイヴンの秘密 レア #239

ストリクスヘイヴンの秘密で登場した手札入れ替え付きのX火力。

ダメージ量はXに依存するものの、ドロー枚数は変動しないため、X=0でも相応の働きをします。

レビュー評価

フォーマット 評価 コメント
リミテッド ★★★★★ 見た目通り強力
スタンダード ★★★★★ 潤滑油
パイオニア ★★☆☆☆ 唱えやすい
コマンダー ★★☆☆☆ 青赤系で試運転中

リミテッド

GIH WR 60.5% (12位 / 90), 平均ピック順位 2.06 (12位 / 90)。

青赤白系デッキで特に強力な1枚。

除去とドローができるためアドバンテージを取りやすいです。

特に今回の場合かなりゲームが長引くことも多く、ダメージ量もかなり大きくなります。

フィニッシャーとなることも珍しくありません。

スタンダード

青赤呪文メンタルや4色コントロールで活躍。

特に前者は墓地にインスタントやソーサリーを捨てることでカウントを増やしやすく、かまどの精渦泥の蟹を唱えやすくします。

かまどの精渦泥の蟹

後者も共鳴するリュートから莫大なマナを叩き出しエンドカードとなりますが、序盤の除去としての性能が低く、枚数は抑えられています。

共鳴するリュート

パイオニア

一部の青赤フェニックスで活躍。

墓地に弧光のフェニックスを捨てやすく、手札を調整しやすいです。

弧光のフェニックス

反面3マナ以上でないと真価を発揮しづらく、3ターン目の復活に貢献しないため、採用は限定的です。

モダンでも同様のデッキが試されていますが、定着しないと思います。

コマンダー

創意溢れるもの、プリズマリ一瞬を捕らえる者、ルーサで活躍。

創意溢れるもの、プリズマリ一瞬を捕らえる者、ルーサ

前者でストームが付けばかなり宇宙、後者もマナをあるだけ注ぎ込める点が能力と噛み合っています。

アドバンテージがかなり堅実であるため、5マナとかで撃っても影響が少ないのが難点と言えます。

総評

影響は確かに大きいのですが、効果がかなり地味。

アンコモンにして。

ではでは!

参考

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かまどの精について考える(2026/5/14)

かまどの精

「おいらを最後にした方がいいぜ。

何が起こるか、おいらにもわからないんだ」

基本データ

  • かまどの精
  • (5)(赤)
  • クリーチャー — エレメンタル
  • この呪文を唱えるためのコストは(X)少なくなる。
    Xは、インスタントやソーサリーであるか出来事を持ち、あなたの墓地にあるカードの枚数に等しい。
  • 4/5
    • 火おこしの天才
    • (1)(赤)
    • ソーサリー ― 出来事
    • あなたの手札を捨てる。
      その後、カード2枚を引く。
      (その後、このカードを追放する。
      後で追放領域にあるこのクリーチャーを唱えてもよい。)
  • エルドレインの森 アンコモン #136

エルドレインの森で登場した赤6マナ4/5のエレメンタル・クリーチャー。

墓地のインスタントやソーサリーであるか出来事を持つカード1枚につき、唱えるためのコストが(1)少なくなる効果と、

2マナで手札をすべて捨て、2枚引く出来事呪文を持っています。

自身も出来事を持つため2枚目以降の自分を唱えるのに役立ちます。

手札消費の激しいデッキであれば、ドロー能力も有効に使え、後に出来事領域から唱えることでさらなるアドバンテージも期待できます。

種族も優秀で、ローウィンの昏明で登場したエレメンタル・シナジーを受けられます。

レビュー評価

フォーマット 評価 コメント
リミテッド ★★★★☆ ドローとフィニッシャーを兼ねる優秀な1枚
スタンダード ★★★★★ 青赤呪文メンタルの切り札
コマンダー ★☆☆☆☆ かなりニッチ

リミテッド

GIH WR 57.6% (26位/98)、平均ピック順位3.75 (26位/98)。

青赤系デッキで特に強力な、ドローとフィニッシャーを兼ね備えた優秀な1枚です。

青赤自体の勝率がそれほど良くなく、構築が難しいのが難点でしょうか。

スタンダード

青赤呪文メンタルのキーカード兼フィニッシャー。

刻み群れのコスト軽減役として強力で、本体も4/5とサイズが大きいためフィニッシャーとして使いやすいです。

刻み群れ

アドバンテージを取れるカードが増え、出来事が使いにくくなりましたが、依然としてクリーチャー面は優秀なため、今後も見かけることになりそうです。

コマンダー

ベルーナ・グランドスコール龍爪のエシュキで活躍。

ベルーナ・グランドスコール龍爪のエシュキ

前者は出来事デッキ、後者はクリーチャー+ノンクリーチャーデッキなので相性がいいです。

採用率はそれほど高くありませんが、4/5というサイズはコマンダーでもそれなりに強力。

出来事は撃ってたらだいぶ厳しそうです。

総評

青赤の爆発力を支える優秀な1枚。

アンコモンなので比較的供給が多いのも嬉しいですね。

ではでは!

参考

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ミッドウィーク・マジック: 彩色スタート・スタンダード(2026/5/13)

ミッドウィーク・マジック: 彩色スタート・スタンダード(2026/5/13)

今週は彩色スタート。

彩色の星が最初に1回だけ戦場に出ます。

使ったデッキはこちら。

青赤果敢

1戦目: 黒緑ミッドレンジ ◯

2戦目: 青赤呪文メンタル ◯

3戦目: 白黒ミッドレンジ ◯

彩色の星が最初に出ることで

  • ブーメランの基礎から果敢を稼ぎやすい
  • 咆哮する焼炉からダメージを出しやすい

という利点がありました。

とはいえ、基本はそこまで変わらないですね。

いつも使ってるデッキを使いましょう。

ではでは!

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