ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

2022/1/26禁止改定について考える

今日は禁止改定について。

 

今回のアールンドの天啓の禁止に関しては皆さんもほぼ予想通りなのではないでしょうか。

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もし仮にこれを禁止しないとすれば感電の反復という事になるのですが、1発だけでいいのであれば一応実例指導が存在します。

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アドバンテージの取れないこのカードを使った天啓デッキが環境を制圧するとは思えません。

しかし、仮にそうなった場合禁止カードを出した挙げ句結局何も変わらなかったという事態に。

そうならない為にもここはアールンドの天啓そのものの禁止が妥当だと思います。

 

一方のゼロ除算は結構予想外。

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ただ実際の所アールンドの天啓はひどく大振りな1枚です。

ミラーが増えた事で打ち消し及びゼロ除算の存在により、その行動には大きなリスクが付きまといます。

また溺神の信奉者、リーア船砕きの怪物はより隙を少なく展開できる充分なフィニッシャーです。

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青赤系デッキの台頭は著しく、アールンドの天啓1枚のみの禁止では止まらない事は明白です。

 

表現の反復を禁止と読んでいた方も多いのでは無いでしょうか。

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このカードは2マナながら3枚の内2枚を使用する事ができます。

単純な2ドローよりも強力であり、その活躍はスタンダードのみならず、レガシーにまで及んでいます。

しかし、一方でこのカードには裏目が存在します。

土地を伸ばす目的で撃ったこのカードが呪文を3枚持ってきたら1枚しか手に入れる事ができません。

逆に土地を3枚持ってくるのであれば、このカードはゲームを終了に向かわせるのに充分な効果を発揮しません。

とあるデッキにはこれは3枚しか採用されていませんでした。

これは土地が伸びたタイミングで撃ちたくて、そしてその頃には他の撃てる呪文はより強力です。

 

ゼロ除算は決まって4枚採用されていました。

表現の反復が高確率で2歩進むカードだとすれば、ゼロ除算は1歩しか進めない代わりに、相手の足を止める効果があります。

スタンダードは2人のプレイヤーが勝利というゴールにどちらが先に付けるかを競う競技です。

相手の足を止める行為には、1歩進むよりも遥かに大きな力を持っています。

(追加ターンも実質相手の足を止める行為ですね)

 

呪文のバウンスは終盤マナが余れば効果は薄れてしまいます。

しかし仮にそうだとしても履修はその時最も必要なカードを使用者に与えます。

環境科学マスコット展示会、その両方が効果的でない場面はあまり想像できません。

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そしてそれが序盤中盤であれば、相手はそのターン中何も呪文を唱えられなかったよりも悪い状況に立たされます。

個人的にスタンダードで最も不快な瞬間はマナスクの際にゼロ除算によって唱えた呪文を手札に戻され、手札上限によって手札を捨てる事を強制された時でした。

この場合ゼロ除算はキャントリップ付きの打ち消しと同等のアドバンテージを稼ぎます。

序盤中盤終盤いつ引いても腐りにくく、3枚引いても使えるカード。

それがゼロ除算だった訳です。

 

上記2種類と比べて不詳の安息地はあまり論理的では無いような気がします。

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環境の2番手3番手が白単、緑単である事は間違いなく、そして不詳の安息地の禁止はその両者を一度に弱体化させる事ができます。

しかし環境にはフォーゴトン・レルム探訪の単色ミシュランが存在します。

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またどちらも理想的な動きを考えた際には不詳の安息地は起動される事はなく、冠雪の荒地としてゲームを終えます。

言わば保険であり、その保険によって拾えるゲームは大抵がそもそも有利な相手です。

この禁止からわかる事は両者を程々に弱体化させつつ、環境には存在できる程度にしたいという狙いを感じます。

もし仮に両者を環境から排除したいのであれば、おそらく光輝王の野心家老樹林野トロールが急所です。
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(どちらも両デッキにおいて不足しがちなマナ域を担当するクリーチャーです)

 

猿は知りません。

雪だるま式なカード全部悪いんじゃないですかね。

そろそろマローのヒントに手を付けないと出てきてしまう…。

ではでは!

2022/1/26禁止改定

スタンダード

禁止

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個人的不快度トップだったゼロ除算禁止は驚き。

ただ本当に裏目が無かったので妥当と言えば妥当。

不詳の安息地は痛いですが、レルムのミシュランがあるので、まあ何とかなるでしょう。

というか今イベントで配ってなかったでしたっけ?

天啓に関しては特にありません。

 

レガシー

禁止

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思ったより生き残った猿。

モダンはノータッチな上、レガシーもサーガ続投はそこそこ驚き。

 

ヒストリック

禁止

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弱体化と共に解禁
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4マナになって忠誠度が1増えて永続効果が自ターンのみになります。

そもそもキャントリップ付きバウンスが3マナはおかしかったよね、という。

 

ではでは!

死の国からの脱出について考える

明日には禁止が出るはずなので、マローのヒントは一旦保留。

いつも前後編に分かれるので結構大変な事になりがちです。

最も既に取り上げたカードである可能性も高いので、明日からやるかも。

ひとまず今日は引き続きパイオニアの禁止カードをやっていきます。


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今日はこちら。

 

テーロス還魂記で登場した新ヨーグモスの意思

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このターンだけ自分の墓地にあり土地でないカードすべてに、そのマナ・コスト+脱出3を与えます。

 

有効活用の為にはあらかじめ墓地が肥えている必要があります。

その事自体については上のヨーグモスの意思と同じなのですが、このカードの場合1枚唱える為に追加で3枚必要なので要求される枚数は尋常ではありません。

 

ヨーグモスの意思と比べた際の優位点がいくつかあります。

まずは本体のマナ・コストが軽い事。

次に使ったカードが墓地を離れない事。

使った後に墓地に行ったカードも使える事等が挙げられます。

そもそもの比較対象が各フォーマットで禁止・制限されている歴代最強カードのヨーグモスの意思

それと比べてこんなにも優位点があるのは、このカードの強力さを強く物語っています。

 

このカードはよくループ・コンボで使われています。

その際のキーパーツは

①複数のマナが出る土地やマナ・アーティファクト

②①をアンタップする能力や呪文

③自分のライブラリーを切除する能力

④勝ち手段

この内④はいずれ③で落ちるので最初からある必要はありません。

 

イオニアでは睡蓮の原野コンボで使われていました。

睡蓮の原野

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見えざる糸

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秘本掃き

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タッサの神託者

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モダンでも研磨基地で活躍。

①②無し。

代わりにモックス・アンバー等の0マナ・アーティファクトを釣る事でそもそものループにマナが必要ではありません。

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研磨基地

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タッサの神託者

 

レガシーではブリーチ・ストームで活躍。

①②ライオンの瞳のダイアモンド

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③④思考停止

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ヴィンテージの場合もレガシーとほぼ同様。

ライオンの瞳のダイアモンドBlack Lotusになる位です。

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ただ単純なアドバンテージソースとしての採用もされているそう。

 

この内禁止となったのはパイオニアとレガシーです。

レガシーではブリーチ・ストームの勝率がデッキリストの洗練と共に徐々に上がってきており、放置すると問題となるとされた為。

イオニアではロータス・コンボの使用率を下げ、環境のコンボ・デッキ人口を減らす為です。

後にチャレンジャー・デッキでロータス・コンボを送り込むのはまだ先の話。

 

一方でモダンとヴィンテージでは制限されていません。

強力な制限カードを使い回せるヴィンテージで制限されていないのは意外でしたが、それだけ2マナ+墓地3枚というのが重いのでしょう。

 

禁止リストの改定は何も禁止だけとは限りません。

脱出者は果たして現れるのでしょうか。

ではでは!

真実を覆すものについて考える

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今日はこちら。

 

ゲートウォッチの誓いで登場した欠色エルドラージ。

4/6/6飛行という強烈なスタッツを持ちますが、戦場に出た時、自分のライブラリーをすべて裏向きで追放し、自分の墓地のすべてのカードを切り直してライブラリーにする強烈なデメリットを持っています。

 

欠色とはそのカードが無色である事を定義する常在型能力。

この能力により真実を覆すものは黒のダブルシンボルですが、色は無色となっています。

基本的にはフレーバー付け以上の意味を持ちませんが、同ブロックには無色である事を参照するカードがあり、色対策カードにも引っかからない等ややメリット気味の能力です。

 

4/6/6飛行というスタッツはかなり凶悪。

墓地が4枚以上あれば単体で殴り倒す事ができます。

ただし除去されてしまうとそのまま殴り倒されかねない為、かなりリスキーな戦術となります。

 

墓地がある程度超えていればそれほど目立ったデメリットになりません。

墓地の不要牌を予め抜いておけば優秀なカードだけがデッキに戻り、むしろメリット効果となりえます。

登場時のスタンダードでは探査が同居しており、アドバンテージを得ながら墓地調整が可能でした。

 

真価を発揮したのはテーロス還魂記でタッサの信託者がパイオニアに参入してから。

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デッキ枚数を一気に減らす事で特殊勝利が狙えるインバーター・コンボのキーカードとして活躍しました。

従来のタイプであればキーカードを探す為に大量にカードを使う為に能力を起動してもそれほどデッキは減らなかったのですが、探査のついた優秀な(そしてモダン以下では制限されている)ドロー呪文時を超えた探索の存在から墓地掃除とキーパーツ探しが同時にできました。

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青黒という除去・手札破壊・打ち消しと揃ったカラーリング、それぞれのキーパーツの単体性能、コンボ成立の為の必要カードの少なさ、カード間の様々なシナジーから環境トップの一角として君臨しました。

 

その後2020年8月に真実を覆すものはパイオニアで禁止入り。

同デッキは消滅する事となりました。

ただ後にゼンディカーの夜明けで登場した裏面土地によりThe Spyが活躍、禁止を出した事を考えると、やはりタッサの信託者に問題があったような気がします。

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明日禁止改定。

原状はマスターデュエルに完全に押されてますが、スタンダードで禁止が出ればまた人が戻ってくるのでは…。

ではでは!

神河の魂、香醍について考える

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今日はこちら。

 

香醍は神河の神で、今田剛史が隠り世から奪い取った

奪われし御物が自我を得た姿です。

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その正体は大口縄の娘であり、娘を奪われた大口縄が怒った事で神の乱が発生します

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最終的には香醍が今田魅知子と共に大口縄を倒して神の乱を終わらせ、大口縄が持っていた世界の帳を司る力と役割を得ました。

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お前それでいいのか。

 

4/3/3瞬速飛行の伝説のドラゴン・スピリット。

戦場に出た時、それでないパーマネント1つを選び、これが戦場を離れるまで破壊不能を与えます。

また(白)(青)(黒)(赤)(緑)を払う事でターン終了時まで+5/+5の修正を受ける事ができます。

 

4/3/3瞬速飛行の時点でリミテッドでは及第点。

不用意に殴ってきたクリーチャーを返り討ちにしたり、そのままフィニッシャーとしてクロックを刻み続ける事ができます。

 

戦場に出た時、戦場を離れるまでパーマネント1つに破壊不能を与えられる能力はかなり強力。

代わりにこちらは3/3と結構破壊されやすいスタッツとなっていますが、単体除去を1回弾く目的なら充分。

戦闘時等に相打ちから守ったり、あるいは先を見越してアタッカーに破壊不能を付けておくなどもできます。

 

パーマネントの種類を問わないので、土地やアーティファクトに破壊不能を付ける事も可能。

クリーチャー化していない状態でもエシカの戦車不詳の安息地に破壊不能を付ける事ができ、クリーチャー化していなくても破壊から守る事ができます。

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一応全体除去から味方を1体だけ守る事も可能。

代わりにこちらが死ぬので全体除去が通った後にこれを出してもいいと思います。

 

ガーディアン・オブ・フェイスと比べると複数体守れない代わりにその1体だけ見れば破壊不能なのでこちらの方が強力。

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攻撃の通ったクリーチャーに破壊不能を付ければ、単体除去で凌ごうとしていた相手の計算を狂わせる事ができます。

次のターン以降も持続しますが、本体がやられると切れてしまうのでそこは五分かも。

戦闘能力はこちらのほうが上で色拘束も弱いですが、代わりにマナ総量は1大きいので大した差はないかと。

 

5色のマナを使っての+5/+5は流石に弱すぎ。

同じく5色の大口縄の娘である事を思わせる為というのが一番強い理由な気がします。

基本的に使われる事は無いでしょう。

 

スタンダードでは白単で採用されうるクリーチャーだと思います。

層の厚い3マナ域でなく、永続する破壊不能、飛行という回避能力はアグロデッキにとってはかなり嬉しいのでは無いでしょうか。

(もちろんスタッツそのまま(2)(白)の方が強かったのは間違いないですが、仮に2/2になっていた場合と比べるとこっちの方が採用される確率は高いと思います)

 

ブロールなどでは5色統率者として利用可能。

他の統率者の方が強力な気もしますが、白さえあれば4マナで出せるのは魅力的です。

 

フレーバー的にも神で間違いないのに、クリーチャー・タイプは神でないのはかなりの拘りを感じます。

もしかして神河に神はいない?

世界樹…。

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ではでは!

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