ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

ナクタムンの専制君主、サムトについて考える(2026/9/20)

ナクタムンの専制君主、サムト

彼女が通った後にはすべてのものが静まり、やがて止まる。

基本データ

  • ナクタムンの専制君主、サムト
  • (1)(青)
  • 伝説のクリーチャー — 人間・ウィザード
  • あなたがコントロールしていてインスタントやソーサリーであるすべての呪文は刹那を持つ。
    (刹那を持つ呪文がスタックにあるかぎり、プレイヤーは呪文を唱えられず、マナ能力でない能力を起動できない。)
  • 2/1
  • リアリティー・フラクチャー レア #220

リアリティー・フラクチャーで登場する模倣宇宙のサムト。

自分のインスタントやソーサリー・呪文に刹那を与えます。

刹那はその呪文の解決まで、お互いに呪文を唱えられず、マナ能力以外の能力を起動できなくさせる能力。

その都合上、対戦相手に打ち消しや除去させる隙を与えません。

また、着地後インスタントやソーサリーを唱え続ける限り、相手に優先権は渡りません。

ここはかなり重要な点で、例えば呪詛の壊し屋の場合、スタックで除去→打ち消しで対応ができます。

呪詛の壊し屋

一方で続唱や二重詠唱コンボなど、自分が唱えられないことで受けるはずだった恩恵やコンボが成立しなくなることもあり、デメリットも無視できません。

暴力的な突発 二重詠唱の魔道士

総じてゲームにかなり影響を与える1枚であり、今後のメタゲームにおいてかなり重要な1枚と言えるでしょう。

多くの環境で最強の色である青である点も非常に重要。

色を出さずに採用できる他、意志の力否定の力のピッチコストに使えるのもかなり重要ですね。

意志の力 否定の力

レビュー評価

フォーマット 評価 コメント
リミテッド ★★☆☆☆ バニラ以下
スタンダード ★☆☆☆☆ バニラ以下
コマンダー ★★★★☆ 入るに入る

リミテッド

刹那が役に立つ場面がないとは言いませんが、そのために2マナ2/1を入れるのは割に合いません。

あんまりよく見れてないですが2マナ2/1バニラは、現代リミテッドではアンプレイアブルでしょう。

スタンダード

こちらも呪詛の壊し屋があまり活躍できていないことを考えると、厳しい気がします。

特にあちらにはパーマネントに護法を付与できるため、それが無いのはかなり重要そう。

そもそも打ち消しあんまり撃たれた記憶ないし。

コマンダー

インスタントやソーサリーのみで完結し、かつそれぞれが単発であれば相手に反応させずに勝利できます。

また、これを唱えてすぐにむかつきなどでも大体勝てます。

むかつき

とはいえこれをしたいなら別に湧霧の村とかでもいい気がします。

湧霧の村

相手の呪文を問答無用で打ち消せるのが強そう?

総評

瞬速とかも欲しかった。

2/2でもよくない?

ではでは!

別アート

ナクタムンの専制君主、サムト 別アート

参考

edhrec.com

多元宇宙の再誕について考える(2026/9/19)

多元宇宙の再誕

「こちらの多元宇宙を安定させるためには、既存の多元宇宙に上書きする必要がある」

基本データ

多元宇宙の再誕はリアリティー・フラクチャーの統率者デッキです。

リストは以下の通り。

このデッキのメイン統率者は多元宇宙を築く者、ジェイスであり、その最大の特徴は[-3]能力にあります。

  • [-3] あなたがコントロールしていてクリーチャーやプレインズウォーカーでありこれでない1つを対象とする。
    それを追放する。
    クリーチャーやプレインズウォーカーであるカード1枚が公開されるまで、あなたのライブラリーの一番上から1枚ずつ公開していく。
    そのカードを戦場に、残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。

多元宇宙を築く者、ジェイス

このデッキには6マナ以上のクリーチャーやプレインズウォーカーしか入っておらず、トークンを対象に[-3]能力を使用することで、強力な大型クリーチャーやプレインズウォーカーに作り変えることができます。

[+1]能力により引いてしまったクリーチャーをライブラリーに戻すこともできるなど、彼、および彼のデッキはとにかく変身戦術に依存しています。

新規カード

今回の新規カードの多くはクリーチャーであり、マナが重い分、その効果もかなり派手になっています。

サブ統率者の力線の世話人、ニッサは上陸するたびに1ドローと、クリーチャーの踏み倒し効果を持ちます。

力線の世話人、ニッサ

救いの手、ダク・フェイデンはこのデッキの強力なクリーチャーを対戦相手に振る舞います。

使嗾もするため、派手な殴り合いが期待できますよ。

救いの手、ダク・フェイデン

また、この時熱意ある偽造者、ヴェンセールが出ると、相手に渡したヴェンセールをコピー、無限にヴェンセールが出てきて、土地をコピーして無限マナ、非伝説のクリーチャーがいれば無限トークンでそのまま勝ちます。

熱意ある偽造者、ヴェンセール

構築済みに運次第とはいえ、ダク1枚を戦場に出すだけで成立する無限コンボが含まれているのは驚きですね。

再録カード

再録カードもかなり豪華。

残虐の執政官は出た時、攻撃した時に、対戦相手1人に布告、1ディス、3ルーズ、自分1ドロー、3回復。

これダクで渡して本当に大丈夫なんか?

残虐の執政官

また、セラの使者も非常に強力。

プロテクション(クリーチャー)を指定すればまず負けなくなります。

これダクで渡して本当に大丈夫なんか!?

セラの使者

総評

新規も再録もかなり豪華な統率者デッキ。

入手が遅れるそうですが待つ価値は充分にあります。

ではでは!

参考

magic.wizards.com

ウギンの目について考える(2026/9/18)

ウギンの目

思考の雫が静かに溜まり、やがて堰を切ったように溢れ出す。

基本データ

  • ウギンの目
  • 伝説の土地
  • あなたが無色のエルドラージ・呪文を唱えるためのコストは(2)少なくなる。
  • (7), (T): あなたのライブラリーから無色のクリーチャー・カード1枚を探し、公開し、あなたの手札に加える。その後ライブラリーを切り直す。
  • リアリティー・フラクチャー スペシャルゲスト 神話レア #159

リアリティー・フラクチャー スペシャルゲストで登場した伝説の土地。

無色のエルドラージ・呪文を唱えるためのコストを(2)少なくする常在型能力と、

7マナ支払い、ライブラリーから無色のクリーチャー・カード1枚を探して手札に加える起動型能力を持ちます。

マナを加える能力こそありませんが、無色のエルドラージ・呪文を唱えるためのコストを2少なくさせることができるため、その用途であれば2マナ土地として使うことが可能。

しかし、肝心のエルドラージ・呪文がこの模倣宇宙には存在しません。

そのため、上の効果はインクのシミであり、能力としては下の起動型能力しか持ちません。

その肝心の下の能力も、自身を生け贄に捧げずに手札が増えるとはいえ、7マナも要求します。

この土地自体からはマナが出ないこともあり、このコストは非常に重いです。

無色でありアーティファクトではないクリーチャーは確かに存在するのですが、基本的にそれほど強くないので、アーティファクト・クリーチャーって書いてほしかったです。

まあ、有色アーティファクト・クリーチャーもそんなに強くないんですけど。

リミテッド

100%基本土地の方が強いです。

スタンダード

100%基本土地の方が強いです。

モダン

100%基本土地の方が強いはずなのですが、なぜか禁止されています。

過去に何かやらかしたっぽいのですが、まったく思い出せません。

ヒストリック

こちらでも禁止。

ただの非効率なサーチカードに慎重になりすぎでは?

コマンダー

今後エルドラージ・デッキが出てくれば、使われることになると思います。

現状は影も形も見えないので可能性は皆無。

総評

これに限らず、ボーラス・プレインズウォーカーだのファイレクシアンだのを参照する無駄な効果を持つカードはたくさんあります。

いつか、あるいはどこかで登場するのでしょうか。

コレがスペシャルゲスト、かぁ…。

ではでは!

別アート

ウギンの目 別アート ウギンの目 別アート ウギンの目 別アート

ミッドウィーク・マジック: BOTドラフト(ファントム)(2026/9/16)

BOTドラフト

今日はBOTドラフト。

とりあえず黒赤決め打ちでいいかも。

黒赤デッキ

1戦目: 赤白 ◯

2戦目: 青黒 ◯

3戦目: 赤白 ◯

何の問題もなく3連勝。

黒赤最強!

ではでは!

精神錯乱について考える(2026/9/15)

精神錯乱

疑念は消え去り、壁は修復され、記憶は粘土細工のように造り上げられた。

基本データ

  • 精神錯乱
  • (X)(黒)
  • ソーサリー
  • プレイヤー1人を対象とする。
    そのプレイヤーはカードX枚を無作為に選んで捨てる。
  • アルファ レア #115

アルファ版で登場した対象のプレイヤー1人にX枚手札を捨てさせるソーサリー呪文。

しかも無作為。

1ターン目に暗黒の儀式から土地2枚落とされればかなり厳しくなるし、もう1枚暗黒の儀式を重ねて手札4枚持ってかれた日にはおそらくゲームオーバーだろう。

暗黒の儀式

特に当時はBlack Lotusなどもっと壊れたマナ加速カードも多く、1ターン目から3, 4枚の手札を持っていかれては相手はひと貯まりもないだろう。

Black Lotus

一方でX呪文の常としてXが小さければその威力は小さくなり、3マナ溜まる頃にはある程度の展開ができていることも多い。

当然ながら手札が無ければ無用の長物であるため、マナが伸びた終盤ほど強くなるX呪文とハンドスの相性はすこぶる悪い。

総じてピーキーな1枚なのだが、上述の通りプレイ体験が最悪なため、スタンダード、レガシー、ヴィンテージで規制を受けまくり、現在もレガシーで禁止されている。

現代レガシーで誰が使うんだ。

最後の審判通した方が100倍勝つだろ。

最後の審判

リミテッド

リアリティー・フラクチャーのスペシャルゲストとして再録。

ストリクスヘイヴンの秘密リミテッドで5マナでほぼ全ハンデスだった秘儀の前兆がすこぶる強かったことを考えると、今回のコレも間違いなく初手級。

秘儀の前兆

流石にレガシー禁止カードは伊達ではないか。

ヴィンテージ

優秀なマナ・アーティファクトから叩き出されるX=4以上のコレは通った時点で致命傷。

とはいえそれは先手を取れた場合であり、後手であれば満足な枚数相手に手札が残ってないどころか自分の命も残ってない可能性がある。

また先手を取れれば強いカードなどいくらでもあるため、現在の採用率は低め。

実際、1996年2月1日の改定で禁止とされていたものの、2000年10月1日には制限、2007年6月20日には解除されている。

あとコレで負けた場合、どう考えても悪いのは手番とマナファクト。

コマンダー

安物盗み、チビホネ恐怖の神、ターグリッドなどのハンデスジェネラルで活躍。

安物盗み、チビホネ恐怖の神、ターグリッド

マナをガッツリ支払って、1人を急に脱落させることができるぞ。

マナの割に対象以外の他の人に影響が軽微なため、採用率はかなり低め。

プレイヤーを対象に取るため、偏向はたきには極めて弱い。

偏向はたき

ブロール

通常、競技共に使用可能。

1:1でしていいんか?

アグロだと影響薄いものの、ニチャニチャコントロールにはぶっ刺さるので是非とも通したい。

打ち消されない思考のひずみのが偉いかもしれない。

思考のひずみ

タイムレス

ヒストリックでは禁止されたものの、タイムレスでは使用可能。

暗黒の儀式から初手で叩き込もう。

意志の力で消されるから。

意志の力

使われない読み。

総評

手札破壊=精神攻撃のイメージを決定づけた歴史的な1枚。

なのだが、あまりにも禁止されすぎてて話題にもならない。

モダンなどで使えるようになる日もおそらく来ないだろう。

ではでは!

別アート

精神錯乱 別アート精神錯乱 別アート精神錯乱 別アート

精神錯乱 別アート

参考

edhrec.com

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