ゼンディカーの夜明け+カルドハイム+ストリクスヘイヴン: 魔法学院+フォーゴトン・レルム探訪+イニストラード: 真夜中の狩り+イニストラード: 真紅の契り+神河: 輝ける世界+ニューカペナの街角
2021年9月イニストラード: 真夜中の狩り追加。
エルドレインの王権、テーロス還魂記、イコリア: 巨獣の住棲、基本セット2021落ち。
トップメタは感電天啓。
アールンドの天啓を感電の反復でコピーする事で追加2ターン+1/1飛行4体を得ます。
その後追加1ターン目にドロー等を行い、追加2ターン目にアールンドの天啓に感電の反復のフラッシュバックを合わせる事で更に追加2ターンと1/1飛行2体を獲得。
4+4+8+8>20でゲーム終了という凄まじい詰め性能を誇りました。
これに対抗して出てきたのが緑単で、高いクロック性能からコンボが揃う前にゲームを終わらせる力を持っていました。
そしてこのメタとして登場してきたのが白単アグロ。
一方感電天啓には基本的に不利目で、感電天啓<緑単<白単<感電天啓の3すくみに他のデッキが挑む形となっていました。
使用者が少なかったものの個人的に印象深いデッキを上げると、まずは世界選手権21優勝のイゼット・ドラゴン。
これを使った高橋選手はドラフトで0-3という絶望のスタートからスタンダードで全勝し、勢いそのまま優勝するという快挙を成し遂げました。
もう1つはセカコロ優勝の4色宝物。
こちらは両面2色土地を活かした独創的なデッキで、サイドから放たれる天使火の覚醒は非常に強力でした。
(轢かれた)
こうした状況下の中赤単は完全に死滅していました。
基本的にサイズ=クロックに優れた緑単がいる環境は赤単は活躍できないことが多いです。
同年11月イニストラード: 真紅の契り発売。
環境は依然上の3強。
白単アグロはスレイベンの守護者、サリアを獲得し、
緑単アグロもウルヴェンワルドの奇異を獲得。
しかし基本的にはイゼット天啓が優勢だったようです。
船砕きの怪物の登場も追い風。
翌年1月アールンドの天啓、ゼロ除算、不詳の安息地禁止に。
ゼロ除算については解説していなかったのですが、これらの解説は以下のブログに記事がありました。
この方、毎日の様にMTGに関する記事を書いているようです。
暇人なんでしょうか?
同年2月神河: 輝ける世界発売。
放浪皇の登場により白がかなり隆盛していきます。
不詳の安息地の禁止により弱体化を受けた白単アグロですが、これにより存続。
またミッドレンジとしても白黒ミッドレンジが活躍。
感電天啓という時間切れが無くなったことで、環境は次第にミッドレンジ寄りになっていきます。
同年4月ニューカペナの街角発売。
策謀の予見者、ラフィーンを主軸としたエスパー・ミッドレンジが活躍します。
しかしここではまだ環境の一角といった印象。
群雄割拠のまま次のローテーションを迎えます。
イニストラード: 真夜中の狩り+イニストラード: 真紅の契り+神河: 輝ける世界+ニューカペナの街角
2022年9月団結のドミナリア発売。
ゼンディカーの夜明け、カルドハイム、ストリクスヘイヴン: 魔法学院、フォーゴトン・レルム探訪落ち。
環境は引き続きミッドレンジが優勢で、特にエスパー・ミッドレンジがトップメタとなります。
団結のドミナリアから登場した黙示録、シェオルドレッドは登場直後からその強さを見せつけ、環境は黒く染まりました。
同年10月食肉鉤虐殺事件が禁止に。
これによりアグロにも希望が出ましたが、依然としてミッドレンジ優勢状態が続きます。
同年11月兄弟戦争発売。
現環境ですね。
機械化戦の登場により赤単が環境に復帰。
現在はグリクシスミッドレンジが優勢ですが、果たしてここから環境を変えられるのか。
遂に完走。最後はサライでお願いします。ではでは!