ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

スタンダードの赤単の歴史について振り返る(時のらせん・ブロック~ローウィン= シャドウムーア・ブロック)

第9版+ラヴニカ・ブロック+コールドスナップ+時のらせん・ブロック

2006年10月時のらせん追加により、神河ブロックが落ちますが、環境は依然ラヴニカの多色デッキが主流。

ボロス・ウィニーやグルール・ビートが活躍しますが、赤単色のアグロ・デッキは鳴りを潜めます。

f:id:rodasha:20221229142756j:imagef:id:rodasha:20221229142801j:image

新しいデッキとしてはドラゴンストームが登場。

f:id:rodasha:20221229143257j:imagef:id:rodasha:20221229143302j:image
スカージからタイムシフトとして再録されたドラゴンの嵐と、戦場に出た時5ダメージを好きな対象に割り振れる、相性抜群のボガーダンのヘルカイトの登場により、ストーム3で1キルが可能となったこのデッキは世界選手権06で優勝を飾りました。

 

翌年2月次元の混乱発売。

グランプリ京都06ではイゼットロンが優勝。

f:id:rodasha:20221229144709j:imagef:id:rodasha:20221229144426j:image

ギルドパクトで手に入れたイゼットの印鑑により無色マナを有色マナに変換できるのが大きな強化

同年5月未来予知発売。

フランス選手権07では青白赤ブリンクが優勝しました。

f:id:rodasha:20221229145212j:imagef:id:rodasha:20221229145218j:image

第10版+ラヴニカ・ブロック+コールドスナップ+時のらせん・ブロック

同年7月第10版発売により第9版落ち。

オーストラリア選手権07ではラクドス・アグロが、

f:id:rodasha:20221229145627j:imagef:id:rodasha:20221229145632j:image
イタリア選手権07ではグレーター・ゴイフが、

f:id:rodasha:20221229150758j:imagef:id:rodasha:20221229150806j:image
ドイツ選手権07ではトリコロールがそれぞれ優勝を果たします。

f:id:rodasha:20221229150836j:imagef:id:rodasha:20221229150847j:image

 

また煮えたぎる歌が落ちた事で、ドラゴンストームが大きく弱体化します。

f:id:rodasha:20221229152344j:image

代わりに出てきたのが刈り痕ストーム。

f:id:rodasha:20221229152429j:imagef:id:rodasha:20221229152435j:image
紅蓮術師の刈り痕下で3点火力となったぶどう弾で相手を仕留めます。

日本選手権07では青赤のタイプが準優勝という結果を残しました。

 

第10版+コールドスナップ+時のらせん・ブロック+ローウィン=シャドウムーア・ブロック

2007年10月ローウィン発売により、ラヴニカ・ブロックが落ちると、世界選手権07で弱体化したと思われていたドラゴン・ストームが赤単に姿を変えて復活、準優勝、3位に入賞しました。

キーカードは背骨岩の小山

f:id:rodasha:20221229153521j:image

刈り痕ストームと融合する形で対戦相手にダメージを与えながら、秘匿を達成し、ドラゴンの嵐を踏み倒します。

このタイプのストーム・デッキはその後、刈り痕ストームへと変化していきます。

 

翌年2月モーニングタイド発売。

この頃から種族デッキが徐々に台頭してきます。

グランプリ静岡08では高橋優太選手が青黒フェアリーのミラーマッチを制し、初優勝を果たしました。

f:id:rodasha:20221229155254j:imagef:id:rodasha:20221229155259j:image

同年5月シャドウムーア発売。

刈り痕ストームやドラゴンストームがわずかに結果を残しますが、基本的には種族デッキが強力な環境。

しかしこのパックでひっそりと赤単で使える超強力なフィニッシャーが登場していました。

 

同年7月イーブンタイド発売。

直後のアメリカ選手権08、フランス選手権08で赤単スライが優勝を果たします。

キーカードはシャドウムーアで登場した復讐の亜神と、イーブンタイドで登場した運命の大立者

f:id:rodasha:20221229160434j:imagef:id:rodasha:20221229160440j:image
多色でありながら単色で唱えられるこれらの混成カードにより、赤単はビートダウン最有力候補として環境に君臨することになります。

 

今日はここまで。次回はアラーラ。

また多色に飲まれそう…。ではでは!

プライバシーポリシー