今日はこちら。
時のらせんで登場した強力な火力内蔵ドラゴン。
赤8マナ5/5瞬速、飛行のドラゴンで、
望む数の対象に5点ダメージを好きなように割り振る着地誘発を持っています。
マナ総量は大きいものの優秀な着地誘発によりアドバンテージを取る事が可能。
本体性能も5/5瞬速、飛行とかなり大きく、当時を代表する優秀なクリーチャーとなっています。
とはいえ8マナは流石に重く、ゲーム終了まで手札で余ったままという事も珍しくなかったはず。
とはいえその高いカードパワーからこれをフィニッシャーに据えたランプ系のデッキも存在。
イゼットロンやビッグ・マナのフィニッシャーとして活躍しました。
特に後者は睡蓮の花やケルドの後継者、ラーダを駆使して4ターン目に出す事が可能でした。
また再録されたドラゴンの嵐との相性が抜群。
デッキ名はドラゴンの嵐の英語名そのままドラゴンストーム。
ストーム3で唱える事でライブラリーからボガーダンのヘルカイトが4体登場し、対戦相手に20点のダメージを叩き込んで即死させます。
ストーム稼ぎには上記睡蓮の花の他、コールドスナップから炎の儀式、第9版には再録された煮えたぎる歌が登場し、理論上1キルも可能でした。
(1キルの条件は赤マナの出る土地+ドラゴンの嵐+3枚の炎の儀式+煮えたぎる歌か4枚目の炎の儀式。
5000回回して出るかどうか…)
また蘇生が収録された事でトリコロール(白青赤)のリアニメイト・デッキが登場。
ボガーダンのヘルカイトをリアニメイトする事がある事から当時の青黒赤のリアニメイト・デッキ太陽拳に対抗してその名もずばり昇竜拳で活躍しました。
(なお某格ゲーの有名な技名は昇龍拳。
なぜ字を変えたし)
さらにトリコロール・ブリンクでも採用。
霊気魔道士の精神から登場したボガーダンのヘルカイトを一瞬の瞬きでブリンクする事で戦場に定着。
ついでに10点のダメージも割り振って相手の盤面は壊滅します。
と様々なデッキでフィニッシャーを努めた2006年を代表する1枚がこのボガーダンのヘルカイト。
重いだけあってカードパワーは非常に高く、当時の存在感はかなり印象的。
現在は100円ほどで買えるので気になった方は是非購入してみては?
ではでは!