基本セット2014+基本セット2015+ラヴニカへの回帰・ブロック+テーロス・ブロック
2013年9月テーロス発売により、基本セット2013、イニストラード・ブロックが落ちます。
この頃のトップメタは信心となります。
赤単も例に漏れず信心型に。
モーギスの狂信者や鍛治の神河、パーフォロスを軸に、ニクスの祭殿、ニクソスから得られたマナを嵐の息吹のドラゴンを怪物化させるなど、ミッドレンジのマナ域で戦います。
しかしトップメタとなった青単信心の波使いがや海の神、タッサの対処が困難な事から
岩への繋ぎ止めの為に白をタッチした型が主流となります。
翌年2月神々の軍勢発売。
この頃になると赤単信心は消え、代わりにボロスバーンが出てきます。
頭蓋割りにボロスの魔除けといった優秀な火力が集まっており、ほとんどフルバーンに近い構成を取ります。
メタの一角ではあるものの、トップメタを担うほどではなく、当時のトップメタは黒単信心。
アスフォデルの灰色商人はコモンながら圧倒的カードパワーを見せつけました。
同年5月ニクスへの旅追加。
グランプリモスクワ14ではボロスバーンが優勝します。
ちなみにこのセットでバーンの魂大歓楽の幻霊が登場しますが、サイドボードでの活躍に留まっています。
そもそもマナ域の高いカードが多用されるスタンダードではその真価を発揮できていません。
同年7月基本セット2015発売。
ゴブリンの熟練先導者やかき立てる炎が登場した事で、様々な型の赤単が登場し、結果を残します。
中でもゴブリンの熟練先導者の名前を冠したラブルマスター・レッドは圧倒的な爆発力を誇り、グランプリユトレヒト14のTOP8の他、ワールド・マジック・カップ14東京予選優勝など高いデッキ性能を見せつけます。
基本セット2015+テーロス・ブロック+タルキール覇王譚・ブロック+マジック・オリジン
2014年9月タルキール覇王譚発売により、基本セット2014、ラヴニカへの回帰・ブロック落ち。
各環境で活躍する僧院の速槍が登場した事で、赤単が継続して活躍します。
グランプリロサンゼルス14では赤単が2、3位に入賞し、グランプリストックホルム14、グランプリサンティアゴ14、グランプリサンアントニオ14でも入賞します。
翌年1月運命再編発売。
乱撃斬やマルドゥの斥候が登場し、よりスライらしいデッキになります。
グランプリマイアミ15で2人入賞します。
同年3月タルキール龍記伝発売。
鐘突きのズルゴや稲妻の狂戦士を手に入れ、さらに強化されました。
グランプリパリ15ではTOP8を2人輩出します。
またアタルカの命令を採用したアタルカ・レッドが登場。
赤単にタッチする形のデッキも登場し、プロツアー「タルキール龍記伝」では優勝を果たします。
この頃活躍したデッキとしてはアブザンミッドレンジ、
エスパードラゴンなどがあります。
同年7月マジック・オリジン発売。
プロツアー「マジック・オリジン」ではケラル砦の修道院長や極上の炎技を獲得した赤単が優勝を果たし、強さを見せつけます。
またゴブリンの群衆追いを獲得した事でゴブリンデッキが成立。
ただしこちらはあまり結果を残せませんでした。
今日はここまで。
これ以降は基本セット1、2+ブロック2つという構成を取らず、少し変則的になっていきます。
ではでは!