ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

スタンダードの赤単の歴史について考える(~ウェザーライト)

皆さん赤は好きですか?

速攻と本体火力を色の特徴に持つ赤は、他の色以上に狂信者が多く、いかなる環境においても赤単を握るプレイヤーは存在しました。

今日はそんな赤単の歴史をスタンダードでのローテーション落ち毎に少し振り返っていきましょう。

 

リバイズド、ザ・ダーク、フォールン・エンパイア

1995年1月10日にスタンダードは誕生しました。

当時の制限カード太陽の指輪象牙の塔Wheel of Fortune

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赤の代名詞である稲妻や、後に禁止カードとなる黒の万力、今尚ヴィンテージで制限を受ける魔力の櫃はこの時点では4枚使えました。
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しかしそのマナの注ぎ先となりそうなのは火の玉等のX点火力位。

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あとは元祖走る火力ことボール・ライトニングや、1マナ5点と非常に効率がいいものの追加でゴブリンを要求するゴブリン手榴弾等、継戦能力に難があり、これで20点削るのはなかなか骨が折れそうです。
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早く次の時代に行きましょう。


ザ・ダーク、フォールン・エンパイア、第4版

同年4月リバイズドと入れ替わる形で登場した第4版は太陽の指輪Wheel of Fortuneが収録されていないものの、代わりにアンティキティーが誇る強力な無色土地ミシュラの工廠露天鉱床が収録されています。

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特に後者は赤単がライフを削る為の時間を稼ぐという点で非常に重要で、赤単が姿を表すきっかけとなりました。

同じく土地を破壊できる石の雨が使えたのも大きそう。

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赤単使いなら誰もが知るスライが誕生したのもこの頃。

採用されていたクリーチャーとしてはオークの司書鉄爪のオーガ真鍮人間等。

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ヤバい。

 

フォールン・エンパイア、第4版、アイスエイジ、クロニクル、ホームランド、アライアンス、ミラージュ

ここからスタンダードのプールは拡張されていき、1997年1月まで、ローテ落ちはありませんでした。

1995年5月に発売されたアイスエイジでは優秀な火力火葬が初登場。

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その後同年9月クロニクル、11月ホームランド、年明け1996年7月アライアンスと追加されていきますが、それほど目ぼしいカードはなく。

同年11月のミラージュでは追加ターンを得られる最後の賭けや繰り返し使用できるボガーダンの槌が登場します。

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しかし一方で同年2月黒の万力制限、10月露天鉱床制限と規制されてしまいます。

まあそれだけ赤単が隆盛していたという話なのですが。

 

第4版、クロニクル、ホームランド、アライアンス、ミラージュ

1997年1月に制限カードが廃止され、制限されていた黒の万力露天鉱床共に禁止に。

カードプールの追加もありません。割愛。

 

第4版、クロニクル、アライアンス、ミラージュ、ビジョンズ

同年3月ここでレガシーを代表する火力火炎破が登場し、赤単は黄金期とも呼べる隆盛を迎えます。

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アライアンス、ミラージュ、ビジョンズ、第5版、ウェザーライト

同年4月暴れすぎたか、赤単は稲妻を失いました。

それでもウェザーライトで優秀なクリーチャーである蛮行ゴブリン溶岩の猟犬を手に入れ、尚も黄金期は続きます。

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こんなところで。残りはまたいつか。ではでは!

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