ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

スタンダードの赤単の歴史について考える(神河ブロック~コールドスナップ)

第8版+ミラディン・ブロック+神河ブロック

2004年10月神河物語が発売され、オンスロート・ブロックが落ちてもトップメタは圧倒的爆発力を誇る親和でした。

The Finalsではそれをメタった緑系コントロール創造の標が優勝。

赤単は活躍できないまま次のパック発売を迎える事になります。

 

翌年2月神河謀叛発売。

ここでは大きな大会がなかったので環境がどうかよくわからないのですが、3月に禁止改定が行われ、親和から8枚もの禁止が出てデッキが消滅しました。

大霊堂の信奉者教議会の座席

 

同年6月神河救済発売。

ここでトップとなるのが緑単トロン。

統率者でおなじみ師範の占い独楽によりウルザランドを揃える速度が上がり、イタリア選手権05やフランス選手権05で優勝するなど輝かしい成績を残します。

師範の占い独楽

 

そしてトロンが流行り出すと、土地破壊デッキとして赤単が再注目されるようになります。

当時の赤単は基本的にスピード重視のスライの構成を取り、サイドから溶鉄の雨などの土地破壊が投入されます。

炎歩スリス

優勝こそできなかったものの、当時の大会を見るとTOP8にその名前を見る事ができます。

 

第9版+ミラディン・ブロック+神河ブロック

2005年8月に第9版が発売され、第8版が落ちました。

スライとしてはそれほど影響はなかったはずなのですが、日本選手権05ではスタンダード全勝者を出し準優勝者を輩出、オランダ選手権05では優勝、準優勝を飾るなど輝かしい結果となります。

なぜ?

 

第9版+神河ブロック+ラヴニカ・ブロック+コールドスナップ

2005年10月ラヴニカ: ギルドの都が発売されたことで、ミラディン・ブロックが落ちると、環境は多色環境になります。

The Finals05では青赤をベースとした土地破壊コントロールアネックス・ワイルドファイアが優勝を果たしました。

燎原の火

 

翌年2月ギルドパクトが発売されると、多色化傾向はより顕著に。

プロツアーホノルル06では密林の猿人等をメインアタッカーとしたグルール・ビートが優勝。

密林の猿人黒焦げ

準優勝には今田家の猟犬、勇丸や、番狼などを採用したZooが入っています。

今田家の猟犬、勇丸番狼

 

同年5月ディセンションが発売され、フランス選手権06では白ウィニーが優勝を果たしました。

サバンナ・ライオン

とはいえ基本的には多色環境。

太陽拳と呼ばれる白青黒のリアニメイトデッキが当時のトップメタとなります。

ゾンビ化

 

同年8月コールドスナップが発売されました。

設定上はアイスエイジ・ブロックなものの、その発売は約10年後。

アイスエイジ・ブロックが当然スタンダードに戻ってくるわけもなく、かなり特殊なセットとしてスタンダードに入る事になります。

日本選手権06の優勝はストラクチャー・アンド・フォースが飾り、相殺がその力を惜しげもなく発揮しています。

相殺

師範の占い独楽と同居していた事も追記しておくべきでしょう。

 

赤単が死んでた時代の赤単考察でした。

活躍してなかったので考察が…あれ、そもそも考察普段してるのか…?

もう振り返るとかでいいんじゃないか?ではでは!

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