今日は新環境のスタンダードで結果を残したこちらのデッキについて。
キーカードは(多分)黄金架のドラゴン!
殴るか呪文の対象になるたび宝物を1つ生成するこのドラゴンは、永続能力によりその宝物から好きな色のマナを2点生むことができます。
このデッキではこの2マナを打ち消しや除去に当てることで、ゲームを優位に進めます。
呪文の対象になった瞬間に生成される為、除去を解決する前に2マナを生み出すことができます。
否認や予顕しておいた襲来の予測を使い、このドラゴンを守りましょう。
黄金架のドラゴンはドローの代わりにクロックを持つドミナリアの英雄、テフェリーです。
今後も見かける頻度は高くなっていくと思います。
他のクリーチャーとして砕骨の巨人と厚かましい借り手。
既に強さを証明されている2枚ですが、今回この出来事が両方2マナインスタントなのが強さに拍車をかけています。
前者は呪文の対象に取られた際に2ダメージを与えただでは死なず、後者は瞬速により隙を見て戦場に出せるのが戦略に合っています。
氷雪土地の採用理由として霜噛みが挙げられます。
プレイヤーにこそ飛びませんが、1マナで2, 3点のダメージを与えられるこのインスタントは非常に強力です。
霜噛みを有効に使う為に基本土地はすべて氷雪土地に。
また今回タップイン氷雪二色土地を獲得。
色事故が軽減されています。
追加のクロックとして不詳の安息地が採用されています。
這い回るやせ地との最大の違いは氷雪土地であることで、これによりミシュランでありながら氷雪カウントを増やすことができます。
氷雪デッキであればこちらを優先して採用することになるでしょう。
カルドハイムからの新カードは他にも。
多元宇宙の警告は分割払いが可能であり、隙を作りにくいです。
天才の片鱗と比べるとエネルギー2の代わりに小回りが利きやすく、今後も多くのデッキで見かけるようになると思います。
再録された軽蔑的な一撃は相変わらず強力です。
予顕により3ターン目から4マナ以上の呪文が飛んでくる可能性も多く、今後より存在感を増していく呪文の一つかもしれません。
少し使ってみましたが、コントロール相手にはかなり有利に戦えます。
半面アグロが厳しいので環境初期は苦戦するかも…。ではでは!