今日はこちら。
占術2をした後、2枚引き、エネルギーを2つ得るインスタント。
ライブラリーを1枚で4枚も掘り進めることができる。
エネルギーを抜きにしても霊感の上位互換であり、非常に強力な一枚。
打ち消しを構えておきたいパーミッションを行う青においては、インスタント・タイミングで使えるドロー呪文は他の色より重要度が高い。
当時のスタンダードではブロックの為に着地した奔流の機械巨人から撃たれる場面が結構見られた。
当然エネルギーを使うデッキにおいても強力。
霊気池の驚異を探しつつエネルギーを貯められるカードとして、呪文偏重のタイプで使われた。
最悪これが撃てれば引いた2枚と2エネルギーから次のターンに起動する事も十分可能。
当時のスタンダードでは青絡みのコントロールデッキに採用された。
同じく4マナ2ドローのインスタントであるヒエログリフの輝きとは良い同僚であり、あちらは1マナ1ドローで使えるという使い勝手の良さが評価された。
エネルギーデッキでは上記霊気池の驚異や、禁止後のグリクシスエネルギーで活躍。
光袖会の収集者がいれば、占術2+3ドローと狂った性能を発揮していた。
4マナで2枚引くことができるインスタントは全部で7枚しかないが、その内比較できそうなのは薬術師の眼識。
これも4枚掘り進めることができ、アドバンテージもこちらの方が多いが、手札1枚と追加で4マナが必要となる。
やはり4マナで手打ちした時の性能としては天才の片鱗が最強。
ゼンディカーの夜明けで遂に4マナで占術2、2ドローできる洞察の碑文が登場。
後にキッカーできれば他の効果も同時に使用できるが、やはりソーサリータイミングなのが痛い。
ちなみにヒストリックでは覆いを割くもの、ナーセットが天敵。
まあこれに関しては他のドロー呪文も大抵同じなので、欠点と言えるほどではないのだが。
また当時の環境には速攻やら破壊不能やらの対処の難しい生物が大量にいた為、コントロールにとってかなりの暗黒期だった。
天才が「馬鹿な!?私が負けるはずは!?」と言っているのは完全にコントロール使い感はある。
とはいえこのカードはドロー呪文としては最高級のカードであることに間違いない。
全ての効果を使わずとも強いカードもある。
欲張って見逃さないよう注意したい。ではでは!