今日はこちら。
領事府が操る巨大ロボ。機械巨人の一体。青。
改革派を鎮圧する為、激しい放水攻撃を行った非殺傷兵器。
こういう武器を持ちだすあたりいかにカラデシュが平和な世界か分かる。
現実では禁止が結構出て全然平和じゃなかったけど。
6マナ5/6瞬速と青単体としては非常に大きなサイズを持っており、戦闘ではそれだけで脅威。
ブロッカー無し、ヨシ!と殴っていった恋煩いの野獣を返り討ちにすることができる。
アーティファクトであることが有利に働くこともあるが、基本的にはデメリット寄り。
当時のスタンダードではよく削剥で破壊されていた。
一方で着地すれば即座にアドバンテージを稼ぐ能力を持っている為、例え2マナでやられてもアドバンテージ面ではそこまで問題にならない。
着地時に墓地のインスタントを踏み倒して唱えることができる。
7マナ以上であればむしろ安くなるし、そうでなくとも6マナ5/6と言うスタッツを考えればかなり強力。
通れば単純にカードアドバンテージを稼ぐことができる。
相手の呪文に対応して着地し、墓地から打ち消し呪文を唱えることで莫大なテンポ・アドバンテージが得られる。
また、除去やドロー呪文であれば戦闘中であっても使いやすく、ブロックと合わせてさらなるカードアドバンテージを得ることができる。
分割カードも片面がインスタントであれば唱えることができる。
墓地から唱える為余波を唱えることもでき、当時のスタンダードではよく暗記+記憶からカードを7枚引く姿が見られた。
登場からローテ落ちまで、ミッドレンジからコントロールまで幅広いデッキで採用された、カラデシュ環境を代表する屈指のパワーカードの一枚。
プロツアーではこれによる呪文の応酬が何度も見られた。
6マナと重いもののコスト以上の働きをするので、十分活躍する可能性がある。
特に暗記+記憶に関しては相性のいい覆いを割くもの、ナーセットがいるし、崇高な天啓で本体をコピーすればもう一枚インスタントを使うことができる。
名高い武器職人を使えば4ターン目には着地させることができる。
が、そういったデッキではインスタントが墓地に落ちていないか。
青を代表するカードとして再び活躍できるのか。ではでは!