今日はこちら。
戦慄衆の秘儀術師は灯争大戦で登場したカードで、2/1/3トランプルとそこそこ優れたスタッツと、攻撃時に墓地の自身のパワー以下のマナ総量のインスタントかソーサリーを唱えることができる誘発型能力を持っています。
ただしこの効果で唱えた呪文は墓地に行く際に追放されてしまう為、1回しか使いまわせません。
あとゾンビ・ウィザードなので部族シナジーも多々。
毎ターン簡単にカードアドバンテージを稼げる能力で、非常に強力な一枚です。
パワーが1なので通常は1マナの呪文しか使いまわせませんが、パワーを上げる呪文と合わせればより使える呪文の範囲が増えます。
トランプルを持っているので、そもそも相性がいいですね。
スタンダード期には同時に登場したボロス・フェザーで活躍。
デッキ名にもなっている贖いし者、フェザーの効果により、本来墓地に行ってしまうデメリットも無効化することができ、非常に相性がいいです。
同デッキが大量のバフ呪文を併用することも高相性。
最も活躍したのはレガシー。
大量の優秀な1マナインスタント、ソーサリー犇めくこの環境ではバフを使わずとも強力な効果を発揮しました。
例を挙げれば剣を鋤に、渦巻く知識、思考囲い、稲妻等々…。
赤最強の2マナクリーチャー若き紅蓮術士とは枠を争うことが心配されましたが、結局併用されていました。
イゼットデルバーやグリクシスデルバーで数々の大会で結果を残してきました。
強すぎた為か今年2月15日にレガシーで禁止されました。
2ターン目に出てきたこのカードが対処できなかった場合、そのままゲームが終わってしまうことが多いのが原因とされています。
とはいえ大抵のシステムクリーチャーは放置したら大抵負けると思うんですが…。
現在の主戦場はヒストリックでしょうか…。
上記若き紅蓮術士と共に思考囲いや初子攫い、村の儀式を連発し、じわじわとアドバンテージを稼いでいくラクドスアルカニストで活躍しています。
主要クリーチャーがともに2マナの為、夢の巣のルールスを相棒に添えながらも、死の飢えのタイタン、クロクサや嘘の神、ヴァルキー等ちゃんとフィニッシャーも存在しています。
まあ現状ヒストリックを紙でやる意味があまりないので、旧枠で再録されてもあんまり何もないんですけど。
モダンやパイオニアではまだまだ現役の為、そこで使う人は確保しておきましょう。
ではでは!