今日のカードはこちら。
出来事面は1/1生成。フレーバー的には美女。
使うトークン次第ではどう見ても屈強な男性にしか見えないかもしれないが、一応美女。
FNMのようにカジュアルな場ではお互いの了承が得られれば、どんな物を用いてもいい。
この際には他のカードと混じらないよう別のカードゲームから持ってきた方がいいかもしれない。
ただし、同じ種類のトークンには同じカードを用いること。
単にサイコロを上にのせてもいいが、そこは愛を見せてほしい。
1マナで1/1バニラのトークンを生成する効果はマナレシオ的には妥当だが、カード1枚の効果としては弱すぎる。
実際1/1/1バニラカードは過去のカードに何枚も存在するのだが、それらはほとんどトーナメントシーンに姿を見せていない。
ただしこれは出来事でありその後本体を唱えられることを考えれば、十分な働きといえる。
また1マナで唱えられる為、余ったマナで唱えやすい。
例えば3ターン目に肥沃な足跡から森を持ってきたり、2,3ターン目に幸運のクローバーを置き、余ったマナで唱えるといったことができる。
当然1ターン目に唱えてチャンプブロックに使ってもよい。
野獣が到着したころには美女は死んでいましたというのは、それはそれで物語性がある。
よく幸運のクローバーで複製されクローン軍団が生成される。妹達(シスターズ)。
こうなれば多少のチャンプブロックなら痛くもかゆくもないだろう。
野獣には怒られそうな話ではあるが。
ちなみに持っているクリーチャー・タイプは人間のみ。
無職というよりは専業主婦に近いのだろう。
逆に人間も持っていなければ変容できたかもしれない。
(その場合はおそらく1/1じゃなくなると思われるので、別の問題が生じると思われる)
緑単色で白単色のトークンを生成する効果は珍しいが、キーワード能力での生成でなく、白マナを要求しないカードは実は他に3枚ある。
白緑は二色ともクリーチャーを得意とする点やその除去は小回りが利かない点など、マジックの二色の組み合わせの中で最も共通点が多く、そういった意味では緑単色で白単色のトークンが出てもおかしくないのかもしれない。
本体は5/5ビースト・貴族。
こちらは人間ではない為、1枚でイコリアの人間+非人間系が使える。
心を一つにとかフレーバー的にもよい。
ただし、1/1をコントロールしていなければ攻撃に参加できない。
恋する対象である1/1は出来事で生成できるほか、別に1/1であれば男であろうと虫であろうと攻撃できるようになるし、1体につき一人いる必要もない。
たとえ報われなくても、この愛があれば戦える男。
あ、そういえばこっちもメスの可能性ありましたね。
1/1をコントロールするようになれば、攻撃に参加できるようになるので1/1後出しで動き出すことも多い。
2枚目の野獣の出来事とか。
唐突に動き出すので結構なプレッシャーがある。
挌闘要員やパイオニア以下での搭乗要員など動き出せなくともパワー5を生かすことができる。
あとはまあ投げ飛ばしとか峰の恐怖とか?
問題なのはブロックには制限がないことで、特にアグロに対してその屈強な体を使ってプレイヤーを身を挺して守ってくれる。
ブロッカーとしての性能は歴代の3マナ5/5の中ではかなり使い勝手がよい。
特に赤単の場合、主力の火力の上限が4点となっていることも多く、魂焦がしが出るまでかなり苦戦させられた。
ただこれでは3マナで3マナを倒すだけであり、そのうえ美女が残ってしまっているので、完璧な解決かと言われると…。
2マナ4点というカードはそもそも結構強めなので、それで処理できない3マナの壁(よく動く)というのがそもそも強力すぎるといっていいだろう。
フレーバー的にもよくわからない。
愛する対象がいると攻撃的になるのはやめた方がいいと思う。DVかよ。
やはり戦う理由ができたとか言う為にも、ブロックにも参加できないようにすべきだった。
欄が小さいから削ったとか言い出しそうなのが本当に…。
モチーフは言うまでもなく美女と野獣。
真実の愛を知った彼は晴れてお城から出られるようになった。
…あ、城にいるからブロックはできるけど城から出られないから攻撃に行けないとかそういう事?
ただ結局ゲーム性の面からやはり戦闘制限にしてくれ。
アドベンチャーデッキで大活躍中。
特にエッジウォールの亭主との相性が抜群に良い。
またグルールアグロやシミック・ランプと言った全く出来事関係ないデッキでもサイドから採用されていることがある。
サイズの大きさと、自己完結性、最悪壁になるという優秀さが魅力。
ヒストリックではラノワールのエルフから着地して3ターン目から殴りに行ける。
ただラノワールのエルフが焼かれた時のダメージが通常より大きい。
まあ壁になるし次の1/1が到着するまでの時間を稼ぐことはできるだろう。
フレーバー的にも性能的にもとにかく強力なカード。
禁止されるような性質のカードでもないので、ローテ落ちまで活躍してくれるだろう。ではでは!