今日はこちら。ちなみに進行方向は右。
チャンドラの亡き父キラン・ナラーによって開発され、ラシュミの手で完成された超高性能機体。
(キラン・ナラー親父ギャグがシュミそう。え?知らん?)
その目的は霊気塔を襲撃し、テゼレットの持つ次元橋を破壊することで、キランの遺した発明の精神を守ること。
霊気紛争で登場した期待の機体。キラン☆
2マナでセラの天使と同等の戦闘能力を持つ。
ただタダではなく戦闘フェイズの先頭で搭乗しないとブロックに参加できないので、通常以上に搭乗コストがかかるじょう。
その最大のネックとなる搭乗3も屑鉄場のたかり屋や経験豊富な操縦士などパワー重視の生物がいた為比較的容易に用意できた。
なおよい機体でも召喚酔いする為(乗り物酔い?)、登場したターンに搭乗してはいけないよう。
またPWの忠誠度カウンター1つで搭乗コストを賄えるのも強力。
当時スタンダードで同居していた最強PWゼンディカーの同盟者、ギデオンはマイナス能力を使うことが少なく非常に相性が良かった。
自衛にも使えるのが強いじぇい。
なおこの能力は同一ターン中でも複数回起動することができる。
PWのコントロールが奪取されそうになった時に過労死させたりなど、使える機会は少ない奇怪な挙動だが、その時はぜひこの機械を使ってみたい。
スタンダードではこのカードの登場と同時に禁止になった密輸人の飛行機械の枠を埋める形でマルドゥ機体で活躍。
伝説ながら4枚採用され続け、ローテ落ちまでトーナメントシーンに登場し続けた。
神話レアであるこれはずっと高値で、高嶺の花であり続けたのだが、ある日その価格が一気に降下した。
それがチャレンジャーデッキの公開。
このチャレンジャーデッキに4枚封入されたことで、一気に供給が増え大体1000円くらいまで落ち着いた。
しかもこれチャレンジャーデッキの第一弾。
当時はそのような製品が発売されることなど誰も想定していなかっただろうし、このデッキに関していえば神話レア5枚にレア30枚と言うすごい内容だったりする。
あれレアってなんだっけ?
(そのうえでハゾレトアグロの方が高かったりした)
パイオニアフォーマットの制定により再び注目された一枚。
忠誠度の高い某泥棒と攻防共に乱暴した。
彼の禁止後もいくつかのデッキで細々と活躍している。
ただその勢いのままヒストリックでも進行できるかと言うとちょっと危険信号。
というのもパワーの高いクリーチャーが大量に登場し、搭乗しやすくなったものの、相対的なカードパワーが落ちてしまった。
例えば2マナ5/4飛行のヴァントレスのガーゴイルがいる。
赤はユーモアの色でもあるので、キラン・ナラーもギャグセンスに優れた人物だったかもしれません。
彼の意志を継ぐつもりで今回の記事には洒落が大量に入れてありますが、上手でしたか?ではでは!