今日はこちら。
3マナ3/2の人間・ならず者。
緑のならず者は珍しく全部で304人いる内23人しかいない。
戦場に出た時1ドローとエネルギーを2個くれる。
他のカードがなければエネルギーをうまく活用することはできないが、それを抜きにしても単純に3/3/2キャントリップが強力。
ゼンディカーの夜明けのリミテッドで高い評価を受けるジョラーガの幻想家を踏まえれば十分強力であることがわかるだろう。
パーティに組み込めるという点が一応あるものの、その要素が薄い緑なのでそこはあまり加点対象にならない。
エネルギーも使えればこのカードはさらなるアドバンテージを生み出すことになる。
分かりやすいのは牙長獣の仔。
一度サイズアップしてしまえばよりブロックが困難になるため、放っておいてもどんどんサイズアップして行ける。
着地後は相打ち要員やクロックとして活躍可能。
パワー3もあれば大抵のクリーチャーと相打ちでき、クロックとしても無視できない。
除去されても既に手札損失を取り返している為、申し分ない仕事と言える。
登場直後から4色サヒーリや霊気池の驚異でカードアドバンテージ源として活躍。
それらの禁止後はティムール・エネルギーや4色エネルギーで活躍。
環境を支配し続けた。
イクサランの相克発売時に、霊気との調和と共に禁止。
安易なキャントリップとエネルギー付与により他のミッドレンジやコントロールデッキが勝てないこと、また多色のエネルギーデッキの使用感があまり変わらないことが問題視された。
ただそんなエネルギーデッキもパイオニアではあまり結果を残せていない。
純粋な強化とされている霊気池の驚異でも結果を残せていない為、いかにパイオニアが厳しいフォーマットかが伺い知れる。
(コンボ抜き霊気池の驚異が大体ティムールエネルギー)
エネルギーのカードの多くは着地時にエネルギーを獲得する効果を持つ。
特にならず者の精製屋の着地誘発は非常に強力なものだ。
となれば、必然的にあの相棒と組み合わせたくなるのではないだろうか。
放浪するもの、ヨーリオン。
数々のフォーマットで結果を残してきたこの相棒を一緒に使えば、大量のエネルギーを補充し、アドバンテージに変換することができるのではないだろうか。
ティムールと言う色であれば、サヒーリ・ライによるループも使うことができる。
華々しいかつての栄光をもう一度取り戻すことができるのか。
カラデシュリマスターの実装はいよいよ明日です。ではでは!