ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

肉体と精神の剣について考える

今日はこちら。

 

ミラディンの傷跡で登場した通称緑青剣。

ミラディンで登場した火と氷の剣光と闇の剣に続く対抗色剣の一本です。

サイクルの共通点として2色のプロテクションと+2/+2修正、装備しているクリーチャーが戦闘ダメージを与えた際に誘発する2色を連想させる2種類の効果を持つ2マナで装備できる3マナの装備品です。

剣はいつ見てもかっこいいですね。

 

肉体と精神の剣はプロテクション(緑)とプロテクション(青)を与えます。

最近のシミックに対する不満が爆発していますが、別に緑青だけでなく緑単色であったり青を含む多色からも影響を受けません。

あまり除去の得意な色ではありませんが、緑のクリーチャーによってブロックされないのは比較的嬉しい点かと。

 

誘発能力によってトークンを生成する能力は後続の装備先を用意するという点で装備品と相性が良く、単純な打点向上や戦線強化につながる単純に強力な効果です。

 

一方のライブラリー破壊は微妙で、それが有効に働くためにはライブラリー破壊まで待たなくてはなりません。

60枚デッキであったとしても5回ほど攻撃を通す必要があり、+2/+2修正を受けたクリーチャーに5回も殴られたら普通に勝利すると思います。

むしろ墓地利用をするデッキにとっては敵に塩を送る形となります。

 

ヒストリックでは脱出と友情コンボしますね。

なおリミテッドではデッキが40枚しかない為途端に強力な効果となります。

 

効果としては灰色熊+不可視の一瞥と既存の剣と比べマナ総量的には強力なのですが、基本的には2/2分しか影響がありません。

 

スタンダードでは精神を刻むもの、ジェイスの小マイナス能力を受けない、石鍛冶の神秘家で持ってこれるなど、環境に合っており活躍しました。

ビートダウンがこれを使い始めたことで、当時青白コンのフィニッシャーだった霜のタイタンは白い悪斬の天使にその座を譲るなど環境に与えた影響は少なくありません。

なお墓地利用を得意とするイニストラード・ブロックが合流したことで完全に姿を消しました。

とことん環境に振り回されたカードといえるでしょう。剣だけに。

ちなみにヒストリック・アンソロジー4には一緒に熟慮が収録されています。

悪夢再び。

 

ヒストリックではビートダウンしながらデッキ破壊も行いたくて、ついでに回避能力持ちも多いローグでの活躍を見込まれて収録されたんだと思います。

ただ夢の巣のルールスを切ってまで採用し、計5コスを払って装備させるまでの価値はないと思います。

 

自然の怒りのタイタン、ウーロの禁止はこれの布石ですね()。ではでは!

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