ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

門衛のスラルについて考える

f:id:rodasha:20240127093404j:image

今日はこちら。

 

カルロフ邸殺人事件にて登場するヘイトベア。

白2マナ1/2瞬速、飛行のスラルで、

アーティファクトやクリーチャーが戦場に出ることでは、能力は誘発しない常在型能力を持ちます。

 

非常に強力な制限効果を持つシステム・クリーチャー。

瞬速を持つため強力な着地誘発持ちクリーチャーにスタックして唱え、その効果を無効化できます。

特に前もって除去しておくことができないため、少なくとも1枚は着地誘発を消しやすいです。

 

スタンダードでは偉大なる統一者、アトラクサ装飾庭園を踏み歩くものを駆使して戦う版図がトップメタとなっており、その対策として非常に有効。

f:id:rodasha:20240127120230j:imagef:id:rodasha:20240127121012j:image

特に後者は先手3ターン目でも妨害できるので出鼻をくじくことが可能。

版図は土地が伸びなければ真価を発揮できないカードが多く、装飾庭園を踏み歩くもののマナ加速を当てにしてキープしていた場合かなり動きが鈍くなってしまいます。

 

白青ミッドや白青黒ミッドと特に相性がよく、打ち消しと同時に構えることができます。

f:id:rodasha:20240127122909j:image

 

懸念点としてまず自分のアーティファクトやクリーチャーの着地誘発も消えてしまうという点があります。

白青黒ミッドだと大洞窟のコウモリティシャーナの潮縛りなどが該当します。

f:id:rodasha:20240127123815j:imagef:id:rodasha:20240127123821j:image

ただ着地誘発が消せるなら後者はそもそも役割が被ってますし、前者も抜きたいカードは少なくなっているので重要度は落ちています。

短い天下やったな…。

 

次に消せる着地誘発がクリーチャーやアーティファクトのみとなっている点があります。

版図なら力戦の束縛ゼンディカーへの侵攻が消せません。

f:id:rodasha:20240127125108j:imagef:id:rodasha:20240127125114j:image
でもそもそも2マナのクリーチャーなので、求められるスペックは遥かに超えてそうですね。

 

スタンダードでかなり存在感を出してきそうな1枚。

次のトップメタは白青黒ミッドかな…。

ではでは!

プライバシーポリシー