今日はこちら。
カルロフ邸殺人事件にて登場する踏み倒し呪文。
赤緑2マナのソーサリーで、
ライブラリーの一番上6枚を見て、その中からクリーチャー1枚を公開してもよく、そのマナ総量が2以下なら、それを戦場に出し、速攻を与え、そうでないならそれを手札に加え、残りをライブラリーの下に無作為の順番で置く効果を持ちます。
アルケミーみたいな1枚。
2マナで2マナのクリーチャーに速攻をつけて攻撃させられる強力な効果。
ライブラリーの上6枚と制限はあるもののそれなりに広め。
普通に2マナのクリーチャーを採用するよりもギャンブル性は高いものの、爆発力はある赤緑らしい1枚です。
マナ総量2以下の追加コストを要求するクリーチャーと相性抜群。
スタンダードでは大いなる扉の守護者がおり、4/4飛行、速攻が2ターン目に出せればかなり強力です。
また出せなくても加えられればそれなりに強力。
6枚から1枚持ってこられるのは衝動の効率を超えています。
まあ赤緑マルチだしカードタイプ指定あるから許してほしい。
最大の下振れはやはりクリーチャーがめくれないこと。
ただ60枚中10枚としても1枚はある確率は7割近いのでほとんど心配はいらないでしょう。
2マナが極端に膨れないようには注意。
これを4枚に2マナ以下を大量に入れるとデッキ全体の出力が下がり、全体除去を撃たれた際に立て直しができなくなります。
マルチならいっそ3マナまで出させてほしかったですが、まあ仕方ないでしょうか。
とはいえ爆発力はあるのでそこそこ使われそうな印象はあります。
スタンダードでは色の合うデッキがないことに加え、そもそもその色ならもっとマナを伸ばして戦うことが多いため、あまり使われなさそう。
むしろ本命はパイオニアやモダンなど優秀な軽量クリーチャーが揃う下環境かも。
速攻で殴ってくるタルモゴイフに震えろ。
(何ならソーサリー分大きい)
リミテッドは環境次第ですがそれなりなイメージ。
ちなみに40枚デッキに5枚マナ総量2以下が採用されていれば、めくれる確率は約58%です。
ガチャ好きだけど軽い分当たりも安め。
グルールアグロは活躍できるのでしょうか。
ではでは!