・ライブラリーの一番上から一部を唱えられる白のカード
白のライブラリーの一番上からパワー2以下のクリーチャーを唱えられるエンチャント。
変装が唱えられることにはまったく期待していませんが、白単毒性のクリーチャーが全員唱えられるのでワンチャン。
・新しいエンチャントのサブタイプ-事件
出た時効果と条件達成で追加のボーナスを得られるエンチャント。
作製同様後々リソースとなるという点でリミテッドでは注目。
問題は着地誘発がリミテッドレベルなので、事件を解決しないと構築レベルに達しない点。
そもそも条件自体それぞれ別々なので、複数の事件を採用するよりも一種の事件だけをデッキに入れることになりそう。
名探偵への道のりは厳しい…。
・マナ・コストに4種の混成マナを持つカード
素で唱えにくい代わりに初手にあればそのまま出せる力線サイクルの新作。
力線サイクルの中でも後引きの際の腐りやすさが高く、複数採用してもあまり意味がありません。
とはいえ色事故と無縁になるのはやはり大きいし、夢はあります。
望みは薄めですが、大化けしてもおかしくありません。
・人気のメカニズムが調整されて再登場
語法があるとはいえ3マナ2/2を展開しているようでは現代MTGではやっていけなさそう。
実際変異も何かわからないほど何種類も構築で活躍したわけではないですし、活躍して数種類が限度でしょう。
一方リミテッドではそれ自体が疑似コンバット・トリックとなる要素を秘めてますし、タイミングもスタックを用いないインスタント・タイミングなので、リミテッドはかなり複雑になりそう。
まずはこれの候補を覚えるところからなのでしょうか。
・任意の枚数採用できる緑のソーサリー
3マナ2/2と素でそれなり。
2枚目以降から既にリミテッドでは強力なのでワンチャンありそう。
墓地だけでなく追放領域も参照してくれるので黒と組み合わせればかなりのサイズでトークンを出せそう。
とはいえ主な活躍場所はリミテッド、カジュアルな統率者、あるいはアリーナのパウパーあたりでしょうか。
・2008年以降特殊セットに再録されていないキーワード能力が1枚だけ復活
萎縮は2008年のシャドウムーア登場以降特殊セットはおろか通常セットにも再録されていません。
灯争大戦の虐殺少女共々この子は相手を衰弱させるのが得意ですね。
毒使い…?
リミテッドでは強力だとは思いますが、構築の黒4マナには高い壁がありまして…。
・すべての呪文にマナ・コストでない代替コストを与えるクリーチャー
意志の力を2発撃つと追加でもう一発撃てます。
さてマナを要求しない踏み倒しはいいんですが、これ自体がなかなか出しづらそうという問題を抱えたクリーチャー。
戦場に出せさえすればそこから様々な呪文を唱えられる可能性はありますが、そもそもこれを出せるならそれも唱えられる可能性が高く、結果としてこの子が必要無くなりそう。
使うなら大量に墓地が肥えるデッキで。
サイクリングとは相性がいいです。
・緑の0/0のウーズ
・無色の0/0の飛行機械
・緑の0/1の植物
・黒の1/1のコウモリ
・白の1/1の犬
・赤の1/1のゴブリン
・白の1/1の人間
・青の1/1のマーフォーク
・白黒の1/1のスピリット
・無色の1/1の飛行機械
・黒の2/1のスケルトン
・黒緑の2/1の蜘蛛
・白青の2/2の探偵
・赤の2/2のインプ
・緑白の5/5の狼
略。雑なヒントには雑に行きましょう。
・殺害
今回もリミテッドなら優秀そうな1枚。
どうせなら殺しを入れてくれ。
・対戦相手がコントロールしているクリーチャー1体が死亡するたび、それのタフネスが1よりも小さい場合、カード1枚を引く
食肉鈎虐殺事件があればめちゃくちゃ引けたかもしれません。
太陽降下よりダメだったっけアレ…?
・望む数のプレイヤーを対象とする
めちゃくちゃ調査できる1枚。
流石に払いきれないのでアーティファクト・シナジーメインで使ったほうが良さそう。
2人戦だと相手依存度が高いので、統率者が主な活躍場所となるでしょうか。
波止場の恐喝者に弱い。
・ターン終了時まで、あなたの墓地にあるすべてのクリーチャー・カードは「あなたの墓地からこのカードを唱えてもよい。」を得る
事件の解明完了効果。
達成も楽だし効果も強め。
既にデッキへの採用が考えられています。
主にパイオニアの白黒緑探検で。
今更ながらすべての効果が噛み合ってますね。
・その後、これの上に5個以上の血痕カウンターがあるなら、これを生け贄に捧げる
着地誘発が既に優秀。
死体を集めればアドバンテージも得られます。
構築でも使えそうですが、いまいち色の合うデッキが無いのが難点でしょうか。
・「あなたの墓地や手札やライブラリーから「拡大鏡」という名前のカード最大1枚と「探偵帽」という名前のカード最大1枚を探し、戦場に出す。」を選んでもよい
拡大鏡が無色1マナ出すマナファクト、探偵帽が探偵に装備するなら(1)なので両方出せればそのまま装備までできるのは強そう。
とはいえ自身はともかく他2枚のカードパワーは流石にリミテッドレベルなので、構築では無理そう。
リミテッドの覇者となれるか。
両方ともそれなりに拾えそうなのは良さげ。
・対戦相手1人を対象とし、あなたのコントロールしている望む数のパーマネントを対象とする。そのプレイヤーはそのパーマネントのコントロールを得る
巨大無害の申し出。
デメリット持ちを押し付けるのは、これ引けなかった時に大惨事になりますが、一応ドロスの魔神とシナジーするので構築で可能性あり。
使えない手掛かりを送りつけての大量ドローも期待できるのかな。
・あなたがコントロールしていてパワーが2以下であるクリーチャーの能力1つが誘発するなら、その能力は追加でもう1回誘発する
パワー2以下を強力にサポートするクリーチャー。
出たターンは攻撃誘発くらいしか望めませんが、ターン返すと大分ヤバそう。
でも単体では何もしないしいうて大したことないやろ…ないよね…?
・あなたのライブラリーにカードがないかぎり
新しい研究室の偏執狂。
呪禁偉い。
除去されたら死ぬしまあそれはそうか。
ライブラリーが無くても死にませんが、そこから一切手札が補充されないので、やはり不利ではあるということを忘れずに。
・1つ以上のトークンがあなたのコントロール下で生成されるなら、代わりに、それらのトークンと追加の手掛かり・トークン1つが生成される
探偵3人集まれば事件は解明されたも同然!
解明完了後は追加で手掛かりを得られるようになります。
え、じゃあまだ解決してないじゃん。
トークン生成系と無限コンボありそうなんですけどその前にまず探偵3人要求されるのがいいデザイン。
リミテッド用。
・あなたが手掛かり1つを生け贄に捧げるたび、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは毒カウンター2個を得る
相手を黙らせるのに毒は効果的。
説き伏せろ。
手掛かり4つ用意できれば自身の調査と合わせて確殺まで。
生け贄にする手段は何でもいいので、バルトロメ・デル・プレシディオと組み合わせてデッキになるかもしれません。
・ヴィダルケン・工匠・探偵
手掛かりが1マナで起動できるのは有効。
アーティファクトを唱えたらアーティファクトが増えるのもちゃんとデッキになりそう。
現状スタンダードではそんなにアーティファクトを唱えないので、下環境で居場所を見つけてほしい。
・オーガ・クレリック
こういうサクリ台はどれだけ軽いかが重要。
とはいえ容疑者なら2ドローなら悪くないのか?
リミテッド予想は弱め。
というか容疑者を生け贄にするな。
死因はお前だ。
・アーティファクト・クリーチャー-昆虫・飛行機械
睡蓮の原野を割る為派遣されてきたクレンコの秘密兵器。
いやなんでクレンコがこんな高性能ロボ持ってるんだ?
ロータスの4ターン目といえばもう演劇の舞台で睡蓮の原野をコピーしている段階なので実は間に合ってない説。
赤なら先に殴りきれ。
・ラマスー
歴代3体目のラマスー。
5/4/3飛行はかなり優秀か。
リミテッドではかなり活躍してくれそうな1枚。
ラマスーってなんだよ。
・奇魔・探偵
2/2飛行、警戒に加え、最低でもルーティングしてくれる優秀なクリーチャー。
さらにインスタントやソーサリーを捨てれば、アドバンテージまで得られます。
まあほぼキャントリップなだけなので今の3マナの層の厚さ考えるとやはり厳しいか。
奇魔要素はかなり薄め。
・ゴブリン・バード
流石のゴブリンでも手に職付ければ大分賢くなります。
既に活性機構とのコンボが話題になっていますが、代用がかなり効きにくそうなので果たして。
リミテッドではあんまり取りたくないけど、調査かなり行われるから実は意外とやるのか?
・ヴィアシーノ・探偵
2/3/2に能力は強いけど速攻がないのがやはりネック。
そもそも赤単に変装している余裕はあるのか。
個人的には2/2/1速攻、果敢の逃走する暗号破りの方が期待しています。
・アーティファクト・クリーチャー-手掛かり・魚
2/2/2速攻、マストアタックだけど生け贄にすれば1ドロー。
こちらも赤単期待の新星。
あとコモンなのがいい。
そういえば手掛かりって起動にタップいらないんですね。
・エルフ・クロコダイル・探偵
ダメージ通したら調査。
いや調査されるのはお前だよ。
6マナと重いものの変装経由なら5マナ。
まあ変装が3マナなので実質2マナ重くなるわけですが。
今回の環境こういうファッティを変装で展開していくのが正義なんでしょうか。
変装経由なら緑/青どちらかだけでいいのは結構注目。
・伝説のモグラ・神
4/8/4という圧倒的スタッツにどうあがいても攻撃を通すという強い意志を持つグルールの神。
流石に強いと思いたいけど今の白黒の除去もすごい強力だからなぁ…。
・隙のないアリバイ
容疑が晴れるよやったね。
瞬速ブロッカーのコンバットトリックとしてかなり凶悪。
特に容疑がかかっていた場合威迫なので2面取れる可能性も。
リミテッド注目の1枚。
・現行犯
護法貫通しながらクリーチャーパクって殴らせて現行犯は流石にマッチポンプすぎる。
容疑も何も現行犯なら犯人だよ。
重すぎるのは難点ですが、よく見るとインスタントなのでリミテッドだとかなりゲームを決めうる1枚。
・死人に口なし
このシリーズはマローの方で英語の原文でカード名だけ公開されていたのですが、誰がこの翻訳分かるんだよ。
カードとしては1マナ重い代わりに対戦相手のデッキから1種ぶち抜く凶悪な効果。
版図ミラーで相手の偉大なる統一者、アトラクサを抜ければかなり勝利に近いでしょう。
翻訳もおしゃれで好き。
・不可能性の除外
調査と全体-2/-0と容疑を晴らす効果。
全体のパワーを下げる効果はかなりリミテッドでも弱かったですが、ここまで行くと流石に使われるのか?
・殺人調査員
2/2/2にこの能力は強力。
ただ2マナなのでこの子が真っ先に死にそう。
自分の死亡時にもちゃんと調査してくれる警察の鑑。
1日1回しか働かないのは公務員らしいか。
・罪なき傍観者
ボコボコにされたら手掛かりを残してくれるゴブリン。
じゃあそんな強いブロッカー向かわせなければいいわけで。
容疑をかけて殴らせればブロッカー次第で調査できるかも。
・辻褄の不一致
死体が喋っている。
ならもう殺○とかどうでもよくない?
死体が実は生きていましたってなったら容疑をかけられるのはむしろ当たり前と言えば当たり前。
かなりフレーバーに即した1枚。
インスタントですが、容疑がかけられているのでブロックはできません。
・参考人
地上の状況次第ですが、4マナで2/2 2体に片方容疑は普通に強そう。
ブロックは探偵に任せて参考人はガンガン攻撃に移りましょう。
容疑が容疑じゃなくなりますが。
・私立探偵
英語名Private Eye。
アイなので目がかなり大きい子を連れてきました。
探偵ロードで、アンブロも付けられるのでかなり強そう。
まあ構築では組めないと思いますが…。
・犯行現場
戦場に出たターンは封鎖されてるのか使えませんが、新しいアーティファクト・土地。
アンコモンなのはパウパーへの配慮か。
部屋全体が手掛かりということで生け贄に1枚引けます。
まあ構築ではタップインだし、有色マナ出しづらいしで流石に厳しそうか。
フレーバーに富んだ楽しそうなセット。
犯人探しを名目に相手を追い詰めていきましょう。
ではでは!