今日はこちら。
カルロフ邸殺人事件にて登場したラヴニカ魔法探偵社社長。
白青5マナ5/5飛行の伝説の執政官、探偵で、
戦場に出たとき、2回調査を行う誘発型能力と、
(1)とアーティファクト1つを生け贄に捧げることで、ターン終了時まで、警戒、絆魂、呪禁のうち選んだ1つを得る起動型能力を持ちます。
リミテッドでは白青探偵の理想的なフィニッシャー。
マナさえあれば呪禁により除去は効かず、絆魂や警戒によりダメージレースでも優位に立てます。
着地誘発で2回調査するので、得られた手掛かり・トークン2つで起動コストも準備万端。
仮に除去されてしまっても残った手掛かりからアドバンテージを回収でき、戦場に出た時点で基本的に損はしないクリーチャーとなります。
ネックとなるのはそのきつい色拘束で、白青がかなり濃くないと唱えることができません。
基本土地で考えると土地5枚中1枚しか他の土地を置けず、最低でも3色目はタッチとかでないとかなり厳しいと言わざるを得ません。
また対象を取らない除去にも弱いため、過信は禁物。
同弾には証拠収集を行うことで最もパワーの高い1体を生け贄に捧げさせる自白勧告が存在しています。
相手が黒なのであればせめて証拠収集は行わせられるように横に1体いる状態で戦場に出したいところ。
起動型能力で得られる能力は一時期呪禁ではなく、破壊不能だった時期があったそうです。
これは対象を取らない全体除去に対して耐性をつける為に考えられたのですが、
最終的には構築において力線の束縛に対処する為に呪禁に戻りました。
なおテストプレイでは太陽降下を打たれたとか。
リミテッドで引けるとかなり嬉しい1枚。
特に白青探偵の場合、実は5マナの探偵がこの子しかおらず、しばしば空きがちになります。
カードパワーだけでなくマナカーブの面でもかなり有用な1枚となります。
というか有能な調査員が5マナなら本当に良かったのに…。
個人的な話。
一昨日のプレイヤーズコンベンション横浜で行われた無限8人ドラフトの2回目で、順当に白青探偵に進んだ後で、2パック目でFoilのこの子が出てきました。
よしよし、と思って裏を見たら何とデルニー。
取り切りということもあり悩んだ末、結局デルニーを取り何とか2-0しましたが、負けてたらどうだったのか…。
ではでは！
