今日はこちら。
エルドレインの森にて登場したタップインデュアルミシュラランドサイクルの黒緑。
タップ状態で戦場に出る永続型能力と、
(黒)か(緑)を加える起動型能力、
(2)(黒)(緑)で黒緑の4/4ホラー・クリーチャーになる起動型能力、
攻撃するたび、墓地にあるカード最大1枚を対象とし、食物・トークン1つを生成、それを追放する効果を持っています。
起動は4マナとかなり重いものの、4/4はフィニッシャーとして十分な脅威。
攻撃誘発で墓地追放と食物・トークンを生成する為汎用性が高く、土地でありながらゲームを決定づけうる強力な1枚です。
生成された食物・トークンはそのまま回復に当ててもいいですし、協約のコストとしても使えます。
祝祭も達成しますが、この色だとほぼほぼ関係無さそう。
上記の特性からリミテッドでは土地でありながら初手級のボム。
土地故に最低限マナを生み出す事ができ、終盤には能力を起動してフィニッシャーとしてゲームを締める事ができます。
黒か緑をピックしていれば、十分デッキに採用していいでしょう。
スタンダードでは苔森の戦慄騎士と共にゴルガリ・ミッドレンジを成立させた立役者であり、基本的に4枚採用されています。
元々ファストランドが友好色しか環境に無かったという事もあり、敵対色デッキとしては入れない理由があまり無かったようです。
相性抜群なのが開花の亀。
起動型能力が3マナになる上にサイズも5/5となり、倒されても能力で再び戦場に戻してくれます。
そもそも単純なランパンでも起動しやすくなるので正にうってつけの1枚と言えるでしょう。
墓地にカードがなくとも食物・トークンの生成はできます。
一方対象に取った後でそのカードが追放されてしまうと、対象不適正で食物が生成されません。
インスタント・タイミングで起動できるアガサの魂の大釜や未認可霊柩車がある場合には、墓地を対象に取らない方がよいでしょう。
元ネタはヘンゼルとグレーテルのお菓子の小屋。
墓地を漁ってお菓子を提供してくれますが、それは本当に食べてもいいのか。
調査に向かった保健所職員は未だ小屋から帰ってきません。
ではでは!