ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

永遠の証人について考える

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今日はこちら。

 

フィフス・ドーンで登場した着地誘発で新たな芽吹きを行う優秀なクリーチャー。

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緑3マナ2/1の人間・シャーマンで、

戦場に出た時、自分の墓地のカード1枚を対象とし、それを手札に戻してもよいという誘発型能力を持っています。

 

3マナ2/1とスタッツは貧弱なものの、2マナ分は新たな芽吹きと考えれば実質1マナ2/1と超強力。

そもそも当時の水準ではこの効果はエルフの隠し場所の4マナであり、これを踏まえると(1)減って2/1が付いてきた意味の分からないカードとなります。

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弱点としてはダブルシンボルと色拘束が少し重い事と、効果が単体では即座に戦況に影響を与えるものでは無いという点。

その為、高速コンボには色が合っていても入らない事もありました。

 

スタンダードではこれと霊体の地滑りを組み合わせたコントロールデッキエターナルスライドが誕生。

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霊体の地滑りはプレイヤーがカードをサイクリングするたび、クリーチャー1体を追放し、次の終了ステップの開始時にそれをオーナーのコントロール下で戦場に戻すという誘発型能力を持ちます。

この効果で永遠の証人を対象に取れば再度着地誘発を使用可能。

このサイクリングに永遠のドラゴンを当てる事で、別のカードを拾うと共に、永遠のドラゴンの能力でサイクリング・カードを回収。

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何でも再利用できるようになったら対戦相手の土地を2枚山札の上に戻すすき込みでマナとドローを縛って勝利します。

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その後謎めいた命令でバウンスと回収を繰り返すエターナルコマンド等、モダンやエターナルでも活躍。

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現在でも特に統率者戦において活躍する優秀な1枚です。

 

初出がアンコモンだった事に加え、それ以降も再録を繰り返した上に、そのどれもがアンコモンでの再録であった為、価格は200円ほど。

緑絡みの統率者では今後も活躍するであろう1枚であり、その永遠に偽りはなさそうです。

ではでは!

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