今日はこちら。
アルファで登場した由緒正しき火力呪文にしてその頂点。
1つを対象とし、それに3点のダメージを与えます。
1マナ3点とダメージ効率が良く、対象もタイミングも自由に選べるという点で非常に使いやすい1枚。
黎明期から現代に至るまでこのカードを上回るコスト・パフォーマンスのカードは作られておらず、おそらく作られないだろうと思われます。
レガシーにおける最も一般的な除去であり、この為だけに赤をタッチするデッキもあります。
またモダンにおいても基本セット2010の再録により使用可能で、環境を代表する除去として活躍しています。
特にモダンにおいては他すべてのカードを差し置いて採用数がトップになることもしばしば。
環境を定義する上でこの稲妻に焼かれるないタフネス4以上のクリーチャーは高く評価され、登場から30年経過した今でもかなり大きな影響を与えています。
MTGアリーナにはミスティカルアーカイブにより実装されたものの、ヒストリックでは使用不可だったために構築で使えたのはヒストリック・ブロールのみ。
それも100枚中1枚かつ単なる除去としての役割が大きくほとんど存在感はありませんでした。
しかし、タイムレス実装により4枚採用できるフォーマットが現れたことでその需要が激増。
フェッチランドも登場したことで色マナを大分用意しやすく、多くのデッキに除去として採用されています。
特にレガシーで禁止されている敏捷なこそ泥、ラガバンが同じ赤で採用されやすいのも追い風。
マナベースがほとんどモダンであるためフェッチ+ショックによるライフの減少も早く、気づけば稲妻圏内ということも多いため、環境における存在感はかなり高いです。
ただしミスティカルアーカイブゆえワイルドカードで作成する場合、要求されるのはレア…。
それでも歯を食いしばって作っていいカードだと思います。
勿論タイムレスをやるのであればの話ですが。
ではでは!