ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

暗黒の儀式について考える2

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今日はこちら。

 

アルファで登場したブーンズの黒。

黒1マナのインスタントで黒3マナを生み出します。

 

黎明期の黒に与えられた役割は爆発力。

特に当時としては単体で強力な惑乱の死霊は1ターン目から展開することで圧倒的なロック性能を誇り、当時の環境の定番の動きとしてプレイヤーに恐れられていました。

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反面手札消費は激しく、惑乱の死霊を対処されてしまうと1: 2交換となり一気にジリ貧。

剣を鍬に稲妻で対処されるまでも定番の流れとしてプレイヤーに親しまれていました。

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カードパワーの上昇と共に、そのパワーも上がっていき、登場から30年経った今でも現役で活躍中。

メルカディアン・マスクスを最後にスタンダード・セットでの再録がないため、モダンですら使えませんが、今なおレガシーで活躍している1枚です。

一例を挙げると通せばほぼ勝つ最後の審判、ストームを稼ぎつつマナを増やせるアド・ストームが主な採用デッキとなります。

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爆発力はあるもののアドバンテージを失ってしまうという弱点に対し、コンボデッキのアドバンテージに関係なく決まれば一瞬でゲーム終了というのがカードとしてデッキに合っています。

 

MTGアリーナではミスティカルアーカイブで収録されたものの、ヒストリック禁止のため出番なし。

リミテッドでは一応使えたのですが、トップデッキ勝負になりやすい環境ゆえかなり弱めだったと言わざるを得ません。

しかし、タイムレスの登場により晴れて構築で4枚採用できるようになり、環境唯一の優秀なマナ加速として活躍しています。

(一応他にもあるけどまともに使えるのはこれだけ)

 

特に優秀なのがネクロポーテンスの存在。

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失ったアドバンテージを一瞬で取り返せます。

ネクロポーテンス自身もヒストリック禁止だったので出番がなかったのですが、タイムレスでは大きな存在感を持っています。

最後はストームを稼いでの苦悶の触手

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ちなみに一応惑乱の死霊MTGアリーナにいるので往年のA定食はできます。

ヴェールのリリアナもいるし手札破壊デッキを組んでも面白いかも。

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ではでは!

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