ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

剣を鍬にについて考える2

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今日はこちら。

 

アルファで登場した史上最強除去の1枚。

白1マナのインスタントで、

クリーチャー1体を対象とし、それを追放し、そのコントローラーにそのクリーチャーのパワー分のライフを与える効果を持っています。

 

わずかなライフを対価に1マナでクリーチャー1体を追放できる最強除去。

黎明期のライフ回復を過大評価していた故に印刷された1枚であり、30年経った今でも最強クラスの除去として名高い1枚です。

 

MTGアリーナにはミスティカルアーカイブで収録される形で実装されたものの、ヒストリックで禁止されていたために使用できるフォーマットがリミテッドとヒストリック・ブロールのみ。

ほとんど使用することはできませんでした。

 

しかしタイムレス実装に伴い遂に構築で4枚使えるように。

現在はこれと力戦の束縛時を解す者、テフェリーくらいしか白にめぼしいカードがあまり無いので下火ですが、今後さらにカードが追加されればあるいは…?

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ちなみにこのカード名登場当時は剣が「けん」、鍬が「くわ」と読めることもあり読み方がかなり多かった1枚。

実際鍬は基本「くわ」と読むことが多く、後に登場した「つるぎをすきに」という振り仮名が出るまでは誤読している方も多かったとか。

何なら今でもよく「けんすき」と略されている為、誤って覚えている方がいるかもしれません。

 

またイラストは鍬ではなく鎌である可能性が高いとされています。

カード名剣を鍬には聖書の一節「剣を鍬に、槍を鍬に」から来てるとされており、この対となっている鎌が描かれているとする説もあり、そもそも鋤でも鍬でもなかったというのが今回のオチ。

なおアイスエイジ他、これ以降に登場したものは大抵剣を握っています。

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統率者で最も撃たれる除去の1枚。

初期ライフが倍なのと統率者ダメージ、対戦相手の多さなどからデメリットがさらに薄まってるのもかなりの追い風となっています。

ではでは!

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