今日はこちら。
モダンホライゾン3にて登場するドローエンジン。
黒3マナの伝説のエンチャントで、
自分のドロー・ステップを飛ばす常在型能力、
自分の終了ステップの開始時に、望む点数のライフを支払え、そうしたなら、その点数に等しい枚数のカードを引く誘発型能力、
自分の手札上限が5枚になる常在型能力、
カードやトークンがいずこかから自分の墓地に置かれるなら、代わりに追放される常在型能力を持ちます。
調整版ネクロポーテンス。
違いとしては
・手札から捨てるカード以外も追放されるようになった
・追放が誘発型能力ではなく常在型能力となった為、スタックを挟まなくなった
・ライフの支払いをまとめて行うようになった
・タイミングが限定された
・追放領域を経由しなくなった
・ドローになった
・手札上限が減少した
等基本的には弱体化となります。
ネクロポーテンスといえばドロー・ステップを飛ばす大きなデメリットから当初はカスレア扱いされていたものの、後にその圧倒的なアドバンテージ獲得速度から環境を支配し、当時の世界選手権準優勝者を輩出した歴代屈指のパワーカードです。
その強さから2000年にヴィンテージで制限、2001年にレガシーで禁止され、以降今日に至るまで緩和されていません。
色拘束の強さからデッキを選ばず投入できるわけではないのですが、黒の濃い最後の審判や鏡に願いをストームなどでしばしば採用されています。
MTGアリーナではエルドレインの森のボーナスシート経由でタイムレスに導入され、黒単にて大暴れしています。
アレを見る感じネクロポーテンスもまだまだ現役でやっていけそうですね。
では肝心のネクロドミナンスはと言うと、これもまだまだやれそう。
タイムレスでは枠の都合から入って1枚だと思いますが、それ以外のフォーマットであれば4投も考えられます。
弱点自体はかなり増えたものの1ライフ1枚はやはり破格であり、今後環境を支配する可能性はあります。
とはいえそれはあくまで可能性。
個人的にはネクロポーテンスより一つの指輪の方が強そうだと思っているので、現状の入れなくてもなんとかなるよねという感じを見るとそこまで暴れなさそう。
ドローになったことで黙示録、シェオルドレッドで回復できますが、相手に出されたら喰らうし、オークの弓使いにもボコボコにされるしでやっぱりきついような…。
ちなみにネクロドミナンスの誘発型能力は再帰誘発型能力なので、ライフの支払いを見てからオークの弓使いを出すことができます。
できませんでした。ずるい。
アートには死の飢えのタイタン、クロクサらしきクリーチャーが描かれていますが、墓地に行くと追放される為、相性はむしろ最悪です。
なぜ…?ではでは!