今日はこちら。
基本セット2019にて登場したカウンター対策クリーチャー。
白2マナ1/4の人間・クレリックで、
戦場に出たとき、
・クリーチャー1体を対象とし、その上からカウンターをすべて取り除き、これが戦場に残り続けているかぎり、その上にカウンターを置くことはできない
・対戦相手1人を対象とし、そのプレイヤーはカウンターをすべて失い、これが戦場に残り続けているかぎり、そのプレイヤーはカウンターを得ることはできない
から1つを選ぶ誘発型能力を持ちます。
露骨なまでのエネルギー・カウンター対策カード。
当時のスタンダード環境にはカラデシュ・ブロックが含まれており、その中には多くのエネルギー関連カードが存在していました。
スタンダード環境において重要だったのは緑青赤エネルギーの存在であり、除去や安定性、アドバンテージを高い水準で備えていた同デッキは長らく環境トップとして君臨していました。
しかし彼が登場する半年前には上記エネルギー・デッキは霊気との調和およびならず者の精製屋の禁止により弱体化。
以降は赤黒ミッドレンジが台頭しており、彼が登場した頃にはほとんどトーナメントシーンでの活躍はありませんでした。
時は流れ現代。
モダンホライゾン3にてエネルギーが再度取り上げられたことで、環境に再びエネルギーデッキが登場してきました。
これらのカードを駆使した白青赤コンや赤白エネルギーはフェアデッキながら高いカードパワーを有しており、その展開力はどちらも並外れたものとなっています。
あるデッキが台頭すれば、次に注目されるのは当然そのメタカード。
陽光浄化者は遂にその仮想敵と巡り合い、活躍し始めることとなります。
特に有翼の叡智、ナドゥデッキでは召喚の調べからサーチできることが注目され、同デッキの活躍に大きく貢献しました。
一応クリーチャーからカウンターを取り除くことも可能。
魂の導き手が与える飛行はカウンターなので稀にこれで耐えることもあるかも。
同じくカウンター対策として登場した厳粛と異なり、こちらは対象にした対戦相手のみ有効。
そのためエネルギーデッキがミラー用に採用してもいいかも…?
ではでは!