今日はこちら。
アルファで登場した軽量クリーチャー。
緑1マナ1/1のエルフ・ドルイドで、
(T), (緑)を加える起動型能力を持ちます。
MTGを代表するマナ・クリーチャー。
その性質上中盤以降はかなり弱いものの、序盤、特に1ターン目に置けた場合の爆発力は凄まじく、その為多くのデッキで採用されて来た実績があります。
現代MTGにおいて3マナのカードパワーはかなり高いものとなっており、それらを2ターン目にプレイできれば大きく優位に立つことができます。
そのため、かつて彼が(あるいは彼女が)活躍していた時期と比較すると、より重要度は高くなっており、今後緑が環境で活躍する可能性もかなり高いと考えられます。
2ターン目に爆発的展開を見せるのであれば、その前に除去する必要があります。
切り崩しやショックといった1マナ除去の価値は更に上がるでしょう。
一方でこれらの除去は3マナ以降のクリーチャーを対処しづらく、対戦相手からするとデッキ構築が難しくなる要因となりそうです。
ドミナリア以降スタンダードから姿を消していたラノワールのエルフですが、今年11月から再びスタンダードで使用可能に。
しかもファウンデーションズと呼ばれる新製品に収録されるため、今後5年間のスタンダードで使用可能とのこと。
まあ禁止にはなるかもしれませんが…。
固有名詞を含んでいると再録しにくいという理由により登場したエルフの神秘家ですが、世界観を気にしなくて良い基本セットだとやはり席を譲りがちなよう。
実際プレイヤーとしても馴染みの深いラノワールのエルフを使いたいでしょうし仕方ないところでしょう。
いずれにせよ環境にラノワールのエルフがいるのといないのとでは環境が大きく違います。
緑復権なるか。ではでは!