ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

稲妻のらせんについて考える

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今日はこちら。

 

ラヴニカ: ギルドの都で登場した強力な火力呪文。

赤白2マナのインスタントで、

1つを対象とし、それに3点のダメージを与え、あなたは3点回復する効果を持っています。

 

効果は非常にシンプルで、稲妻+治癒の軟膏と効果もマナ・コストも同等。

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火力呪文として見ても火力効率は稲妻の一撃と同等、

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10年以上後に登場した同じ効果を持つが倍以上重い闇の滋養がリミテッドでは強かったことからもその強力さが伺えます。

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火力呪文でありながら、真価を発揮するのは防御側に回った時。

対戦相手のクリーチャーを焼きつつ、自分のライフを3点回復する効果は特にアグロに対して非常に強力。

逆にアグロにとっては3点のライフよりも色拘束が軽い方が強力なため、今後も色を足すくらいなら稲妻の一撃が優先されるでしょう。

 

カルロフ邸殺人事件にて再びスタンに帰ってきます。

アグロでは色の合うボロス召集に採用が予想される他、

ミッドレンジやコントロールであれば、これを採用するために赤や白を採用するデッキが登場してもおかしくないです。

 

勿論元々赤白をデッキに採用している5色版図では採用がほぼ確約。

この2色は緑の友好色であるためトライオームから唱えやすく、赤単に弱く設置しても打ち消しや除去で対処されやすい執念の徳目と入れ替わる形で採用されると思います。

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スタンダードに来るということはパイオニアにも来るということ。

現状の青白コンに赤を足す形で採用され、ドミナリアの英雄、テフェリーが赤白を立てて構えてくる様子が既に目に浮かびます。

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実際ミスティカルアーカイブにてヒストリックに実装された際にはこの赤白青コントロールが一時期環境に存在していました。

 

その強さはモダン級。

稲妻のらせんが今後メタゲームにどれだけ影響を与えられるのか早くも注目の1枚です。

ではでは!

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