ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

幸運のクローバーについて考える

今日はこちら。

 

禁止カードを4枚も出したエルドレインの王権のカード。

エルドレインの王権の主要メカニズムである出来事呪文をコピーする。

 

通常非パーマネント呪文のコピーは赤か青であり、その起源はリバイズドのForkにまでさかのぼる。

当初は緑の1マナエンチャントであったが、カラーパイ違反の懸念によりアーティファクトに変更され、2マナに弱体化された。

 

が、出来事呪文に限定されるとはいえ、上のカードを見てもわかるように、そもそも呪文をコピーする効果が無色2マナはおかしい。

しかも永遠に追加コスト無しで行う。

元々出来事というシステム自体1枚で2枚分のアドバンテージを獲得する効果であり、放置すればそのままゲームエンド級のアドバンテージを稼がれてしまう。

アンコモンでありながらこのカードパワーを誇るのは、やはりエルドレインの王権のカードパワーが高すぎたということを意味しているのではないだろうか。

 

登場直後はまったく活躍できなかったものの、

(原因はこちら。

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これでやっていけという方が無理がある。)

禁止改定後は次第に環境に顔を見せ、ティムールアドベンチャー登場以後はキーカードとして定着しつつある。

その後、イコリア発売と同時に少し姿を消していたが、今回の禁止改定で環境の主要カードが軒並み禁止されたことで、再びトップの座に躍り出る可能性がある。

 

テーロス還魂期に存在していたデッキでティムールアドベンチャーが苦手としていたのは、ティムール再生、バントランプ、ラクドスサクリファイスの3つ。

今回禁止されたのはいずれもそれらのデッキのキーカードだ。

 

元ネタは当然四葉のクローバーだろう。

4を敬遠する日本としては珍しく好まれる例だ。

通常は三つ葉だが外的要因、例えば成長する前に踏まれることで変異し、四葉になることが多いとか。

実際、人通りが多い群生地の方が見つけやすいと言われている。

なお五つ葉や六つ葉もわずかに存在し、ギネスは56枚。

 

君に幸運があらんことを。ではでは!

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