今日はこちら。
基本セット2011で登場した力線サイクルの白。
白4マナのエンチャントで、
これが自分のゲーム開始時の手札にある場合、それが戦場に出ている状態でゲームを開始していい常在型能力と、
自分が呪禁を得る常在型能力を持ちます。
非常に単純な能力ですが、その効果は絶大。
特に手札破壊有する黒や、火力呪文有する赤に対して強力で、奇しくも対抗色の対策カードとなっています。
基本的にはサイドボードから投入されることになりますが、その真価は初手に来た際に発揮されるため、3枚以上採用されることが多いです。
反面手札から唱えた場合はあまり恩恵が得られないため、素キャストはあまり考えておらず、色の合わないデッキであっても採用されることがあります。
その場合後から引いたこれは完全な無駄カードとなってしまうのですが、これさえ引ければほぼ勝てるような相手がメタゲームに多い場合はサイドにしばしば採用されます。
こちらの手札が1, 2枚腐ろうと、対戦相手のデッキが3, 40枚腐るなら勝てますからね。
ヒストリックやタイムレスでは思考囲いなどの手札破壊対策の他に、これを現実の断片化で聖トラフトの霊に変えるデッキが存在。
1ターン目に戦場を離れる特性上あまり関係ないですが、複数枚力線を貼れた場合などにメインからラッキーウィンを拾える可能性もあります。
力線サイクルはギルドパクト、基本セット2011、基本セット2020で収録されたのですが、神聖の力線は基本セット2020でも再録。
同じく再録された予期の力線、虚空の力線共々白の力線として完成された1枚と見てもいいかもしれません。
この3枚はエルドレインの森にておとぎ話枠でも再録されています。
この際緑は基本セット2020から豊穣の力線、赤はギルドパクトから稲妻の力線が再録。
基本セット2020で唯一ハブられた発火の力線さんは次力線サイクル来てもまたハブられそう…。
手札破壊が横行しているタイムレスならメインから採用もありなのでしょうか…?
ではでは!