今日はこちら。
アライアンスで登場した3マナ2/2のエルフ・スピリット。
手札から追放する事で、(緑)を加える能力を持っています。
猿人の指導霊の元ネタ。
エルフという事でシナジーは豊富なものの、基本的にはそのマナ能力を目当てに採用される為、戦場に出る事はありません。
ライブラリー上4枚から望む枚数のエルフを持ってくる森の伝書使から持ってこれるのは一応シナジー。
ただエルフデッキであれば基本的にはマナクリでマナを伸ばしていくのでやはりデッキには入らない気も…。
手札から追放する事で無から(緑)を加えられる為、ベルチャーやザ・スパイ等のコンボデッキで活躍。
また単純にマナ加速として採用される事もあり、一例として現在流行中の白単イニシアチブに採用された事があります。
近年では活性の力の種にされる事も。
今後もカードとしての価値は上がっていく事になりそうです。
基本的には戦場に出ないものの、お互いに手札を消耗しきった場合戦場に出る事も。
灰色熊以下のバニラとはいえクリーチャーなので一応死ぬ事もあります。
この辺は猿人の指導霊も同様。
きれいなイラストも特徴的なものの、その見た目に反して飛行は持っていません。
昔のカードだしパワー1で飛行持っててもおかしくないんですけど…。
実際極楽鳥はアートが鳥だったので飛行を持たされた訳ですし…。
黎明期特有の色の役割に反する1枚であり、このような一時的なマナ加速を行う行為は現在は赤の、次いで黒の役割となっています。
緑は瞬間的には劣るものの、より継続的なマナ加速を行うのが特徴で、実際このカードは緑としてはほとんど唯一と言っていいほど珍しく、その為かこれまで再録がありませんでした。
しかしドミナリアリマスターで遂に再録され、一緒に日本語名も獲得。
このカードのパロディであった猿人の指導霊にだいぶ引っ張られたような日本語名が付きました。
旧枠日語と旧枠初版はかなり悩むんですよね…。
アート変えてほしくなかった…。ではでは!