ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

呪文書売りについて考える

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今日はこちら。

 

エルドレインの森で登場した街の本屋さん。

白2マナ2/2警戒の人間・農民で、

自分のターンの戦闘開始時に(1)を支払う事で、自分のクリーチャー1体を対象とし、魔術師・役割・トークン1つまみをそれについた状態で生成する誘発型能力を持っています。

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単体でもそれなりに優秀。

素の状態でも2/2警戒と熊と同等の戦闘力を有し、マナこそ必要なものの読めば誰でも魔術師になれる呪文書を配ってくれます。 

 

この魔術師がかなり強力。

+1/+1に加え攻撃時に占術1が行えるので、必要なカードを探しやすくなります。

複数の魔術師が並べばその可能性はより高くなり、特に次の魔術師候補を探し続けられるのは特にアグロでかなり有効です。

 

当然弱点もあって、まずはマナを支払わないと何もしてくれない点。

まあ2/2警戒だけでも優秀といえば優秀なのですが、現代スタンダードの構築級かと言われると流石に弱いと言わざるを得ません。

 

続いて役割が重ね張りできない点。

これにより例えマナが余っていたとしても+2/+2以上の修正を与える事ができません。

ただ攻撃を続けられていればその分占術できているはずなので、新しいクリーチャーを見つけるのはそれほど問題なくできるでしょう。

 

リミテッドでは超強力。

マナが余りやすく盤面が硬直しやすいリミテッドでは自軍を魔術師部隊に変えるのはそうそう難しくないでしょう。

またリミテッド特有の強みとして呪われし者の解呪が可能。

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単純な+1/+1以上の修正を与える事ができます。

黒と組めば役割を張り替えていくだけで相手のライフを詰めていけるかも。

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構築では1マナかかるのが難点…と思われていましたが、白単アグロで早速活躍を見せています。

追加1マナで+1/+1+αと考えれば早々悪い話ではありませんし、占術によるドロー操作は作戦完遂を強く支えてくれるでしょう。

 

本業は農民ながらその呪文書の信頼性は抜群。

ネズミだろうが何だろうが種族の垣根を超えて魔術を習得させられるのは最早それだけで魔術と言えます。

早く貴族の仲間入りしろ。ではでは!

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