ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

吹雪の乱闘について考える

今日はこちら。

 

カルドハイムで登場した緑単色の氷雪ソーサリー。

氷雪とはいえパーマネントでもないので、スタンダードでは霜の占い師でしか参照できません。

他は軒並み氷雪パーマネントという指定がありますが、これだけは占術の岩床のリメイクなのでパーマネントで無い氷雪も持ってこれます。

カルドハイムのリミテッドでは氷雪と言えば緑青で、コモンとアンコモンの組み合わせなので結構成立するかも。

 

効果は条件未達成で捕食

これだけでも非常に強力な一枚で、それまでクリーチャー除去の苦手だった緑が先に処理したいクリーチャーよりサイズの大きいクリーチャーを用意する必要こそあれ、わずか1マナで相手のクリーチャーを処理する事が可能です。

あまり戦闘にならないシステムクリーチャーなんかはスタッツは低いことが多いので、特に有用なカードになります。

またそもそも1マナであればクリーチャー展開から撃つ事も容易です。

 

氷雪パーマネントが3つ以上あるとターン終了時まで格闘前に+1/+0の修正と破壊不能を与えます。

これによりサイズが一回り大きい相手でも一方的に倒す事ができます。

 

他の挌闘カードの場合、戦闘前に格闘する事でブロッカーを排除した後に殴れますが、その場合ダメージは蓄積したままなので結局殴れないなんて事もあります。

しかしこのカードの場合殴れないどころか破壊不能が付いている為、相手に何がいようと殴りかかることが可能。

パワーも1上がっている為、殴らない理由がほとんどありません。

 

スタンダードでは緑単アグロの主要除去として絶賛活躍中。

単色デッキの為冠雪の森を大量に採用できる他、冬を彫る者も入れて氷雪パーマネントのかさましをすることで安定して3ターン目に条件を達成できます。

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群れ率いの人狼エシカの戦車など攻撃するだけでアドバンテージが取れるカードもあり、そういったカードを安全に殴らせる為にも有効です。

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そもそもの話としてMTGの青を除く各色にはそれぞれ破壊できないパーマネントがあって、白が土地、黒がアーティファクト、赤がエンチャント、緑がクリーチャーだったはずなんですが、土地はどの色でもほぼ割れなくなったし、黒はエンチャントつい最近まで割れなかったし、緑がこれ手に入れてむしろクリーチャーかなり除去しやすくなったしで色の役割がかなり滅茶苦茶。

 

またクリーチャーがいないと除去が撃てなくなった事で、除去を撃たれると除去が撃てなくなってしまい、先攻後攻格差が広がってしまいました。

先の世界選手権で緑単が少なかったのも実力が同じであれば後攻でひっくり返せないからだそうです。

緑単アグロがトップメタになるとゲームとしてはかなり不味いことになるんですね…。

 

MTGにもゴジラや海外ドラマなど様々な作品のキャラが参戦してますし、シークレットレイアーで絵柄もめちゃくちゃ増えたのでスマブラみたいなゲームにそろそろなれそう。

ではでは!

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