今日はこちら。
イクサラン: 失われし洞窟にて登場する万能除去。
クリーチャーかエンチャントかPW1つを対象とし、それを破壊、そのコントローラーに地図・トークン2つを生成させる効果を持ちます。
地図・トークンはイクサラン: 失われし洞窟にて初登場するトークンであり、それは「(1), このアーティファクトを生け贄に捧げる: 自分のクリーチャー1体を対象とし、それは探検する。起動はソーサリーとしてのみ行う」を持つ無色のアーティファクトです。
探検はイクサランで登場したキーワード処理であり、パーマネントが探検を行うなら、そのコントローラーは自分のライブラリーの一番上を公開し、土地なら手札に加え、そうでないならそのパーマネントに+1/+1カウンターを置き、それを墓地においてもよいという処理を行います。
同じく白の2マナの万能除去としてはエンチャントを対象に取れず、地図・トークンを生成させる代わりに、調査を行わせる運命的不在が存在します。
これにより生成される手がかり・トークンは、「(2), このアーティファクトを生け贄に捧げる: 1枚引く」を持っており、状況に関係なく1枚引かせてしまいます。
失せろは地図・トークンを2つも生成させてしまいますが、その効果は起動するまで分かりません。
盤面を強化しようとして土地を手札に加えてしまったり、あるいは逆にアドバンテージを得ようとして+1/+1カウンター+諜報1で終わってしまったりと狙って使う事ができません。
特に後者の場合、盤面の解決に土地が関与する事は稀であり、回答を引くにしてもタイムラグが発生します。
また地図・トークンの解決には、自分のクリーチャーが必要であり、対象も取るので、うまく除去を当てられれば、その効果を不発にさせたりできます。
起動もソーサリー・タイミングに限定されている為、そもそもターンを返さなければ起動される事もありません。
という事で運命的不在より強力な除去になりそうな1枚。
今後主流の除去となるかもしれません。
注目の1枚。
強力にはなってしまうのですが、個人的には対象はエンチャントではなくアーティファクト、破壊ではなくデッキバウンスの方がフレーバー的には合ってたと思います。
宝物と言えばアーティファクトであり、それやクリーチャー、PWが何処かに行ってしまったので、それを地図を使って探しに行こう！という方がフレーバー的にもゲーム的にも楽しかったと思います。
探せ、この世のすべてをそこに置いてきた。
実際なんでエンチャント壊せるのこれ？
ところでイクサランと言えば海賊ですよね。
最も強力な海賊の1人波止場の恐喝者は、失せろで与えたアーティファクト・トークンの数だけ宝物・トークンが増えるので、実質無料で除去が撃てます。
プチコンボ。
このカード実はとある作品とのコラボではないか？と話題になっています。
除去によって死んでしまった仲間を悼み、旅に出るというこのストーリーは確かに今話題の作品、葬送のフリーレンと同じストーリーラインですね！
え？違う？じゃあ一体…？
イクサラン: 失われし洞窟には強力なカードが目白押し。
さぁあなたも冒険の旅に出発しましょう。
お金が無い？遊ぶ時間も？…………
うるせェ!!!いこう!!!!ではでは！
