今日はこちら。
イクサラン: 失われし洞窟にて登場する新しい特殊勝利。
無色1マナの伝説のアーティファクトで、
アンタップ・ステップに1つ以上のパーマネントをアンタップするたび、その数に等しい個数の時間カウンターを自身の上に置く誘発型能力、
2マナタップで自身の上に置いてある時間カウンターの個数を倍にする起動型能力、
1000個以上の時間カウンターが置かれていたら、生け贄に捧げ、各対戦相手に1000点のライフを失わせる誘発型能力を持ちます。
パーマネントを1つ起こすたびに1つ、起動型能力で倍と凄まじい勢いでカウンターは増えていくものの、要求値も1000とかつてないまでに膨大な1枚。
狙うとすれば起動型能力の方で、ある程度のパーマネントは土地で用意できる為、あとはアーティファクトをアンタップする手段で狙っていきたいところ。
処理に関して少し説明すると、まずアンタップ・ステップに土地等を起こした後、この誘発型能力の解決は次のアップキープ・ステップの始めになります。
その為、例えこの能力にスタックしてアンタップ能力を起動したところで、既にアップキープ・ステップに入ってしまっており、カウンターを増やせません。
同様にバサルトブライトを決めた所で、アンタップ・ステップでなければカウンターは増やせないので、勝利できません。
ここに通電式キー系統を挟む事で、アーティファクトの無限アンタップが可能になるので、千年暦の上にカウンターが1個でもあればそのまま勝利できます。
通電式キー、千年暦をウルザの物語がサーチ可能なのは特筆すべきでしょう。
ただ同じく1マナで汎用性の高い師範の占い独楽を持ってくれば無限ドローから歩行バリスタを持ってこれるはずなので、そこまで必要ではないかも？
めちゃくちゃな速度でカウンターが置かれていくのを利用する手もあり、例えば完全なる統一であれば、スタンダードでかなりの速度でライフを詰める事ができます。
返しのターンを待つか、起動型能力を構える必要はありますが、充分決まりうる様に見えます。
ライフを失わせる能力は1000個以上のカウンターが乗れば、即座に誘発します。
能力がアップキープの初めに誘発する為とはいえこれは嬉しい点。
またライフを失わせる能力の為、プロテクションなども貫通します。
一つの指輪とか。
見た目のインパクトは凄まじく、並大抵のライフ回復ならそれを容易に突破できるのはかなりの魅力。
無色で採用できる特殊勝利なので、統率者でワンチャン…？
ではでは！
