ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

不屈の釣り人について考える

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今日はこちら。

 

Tirelessを単語名に持つクリーチャーとして有名な不屈の追跡者がいます。

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3マナで(島限定とはいえ)土地が1つ戦場に出るたびアドバンテージを得られる等、共通点も多く、訳は不屈でほぼ間違いないでしょう。

 

一方でAnglerも有名なクリーチャーがおり、それがグルマグのアンコウ

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ですが、イラスト及びクリーチャータイプからおそらくアンコウではないと思われるので、別の訳がつくと思います。

釣り人、漁師、太公望等釣りをする人間には多くの呼び方があります。はたして。

 

3マナ1/4の人間・ならず者。

ただ切削効果はほぼ持ってない為、既存のならず者デッキには向いてないと思われます。

パーティにはワンチャン。

でも魚は定職に就いてないので、やはり無いか。

定食には付いてるんですけど…。

 

あとならず者って事は多分密猟してます。

これ自分の釣り堀じゃないし、釣れてるものを見るに釣りが禁止されている可能性もあります。

後ろの民家はただでは済まないでしょう。

 

あなたのコントロール下で島が戦場に出る度、彼の呪文書から1枚ドラフトします。

彼の呪文書には青の海産物系クリーチャーが含まれています。

新しい島で新しい生物を釣るというフレーバーはわかりやすいカードですね。

乱獲?

 

(追記)ドラフトは新しい能力で予め決められた15種の中から3種ランダムに選ばれ、その中から1枚を選択し、生成する能力です。

その為状況次第では役に立たない3種が提示される事もあります。

ハース○トーンの発見と比べると、プールが狭まっており、予想しやすいのが特徴です。

 

さてそんなおじいちゃんの釣果をマナ総量の低い順に見てみましょう。

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遺跡ガニは非常に強力なクリーチャーで、複数並ぶと一気にデッキ切れが見えてきます。

上陸誘発なので能力の相性もよく、これを持ってくる場合未使用の青マナがあるはずなので、そのターン中に出せます。

 

ただデッキ切れが見えてくるのは早いターンに出せた場合で、釣りで持ってくるには3+1=4枚既に土地が並んでいます。

そこから置ける土地の枚数を考えるとそんなに削れないでしょう。

持ってきたターンは既に上陸が終わっているのもマイナス。


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印章持ちのヒトデは2/0/3の壁として働き、毎ターン占術1を行えます。

ただ時は既に4ターン目で占術できるのは5ターン目以降。

当時からはクリーチャーのインフレも進んでおり、アグロ相手でもタフネス3程度では止められない状況が多々。

刺さる状況だけ選べばいいとはいえ、大抵は他のカードになると思います。


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激浪の亀の0/5となれば流石に大抵は止められます。

瞬速によって構える事もでき、非常に強力。

アグロにしか意味がないですが、コントロールなら別のを持ってくればいいだけであり、手札消費が実質無い為、かなり有力な選択肢です。


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有刺カサゴは2/2/1と遂にアタッカーに使えるクリーチャーが出てきました。

パーミッションや瞬速と相性が良い能力を持ち、青単になりがちなこのデッキであれば、そこそこ有力な選択肢になりそうです。

タフ2と相打ちできますしね。


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濠のピラニは優秀なスタッツを持つ防衛持ちクリーチャーで、殴りにはいけないものの睨みを効かせるにはもってこいのクリーチャーです。

手札消費無しであればなおさらで、かなり厄介な選択肢になってくれるんじゃないでしょうか。


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神秘の空魚は見慣れない顔ですが、基本セット2021のテフェリーのPWデッキに入っていました。

サメ台風が飛ぶ元凶となった1枚です。

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3マナパワー3のフライヤー自体は悪くないのですが、2ドローが至難の業。

上のピラニア同様パワー3の相打ち要員になりそうです。


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水底のクラーケンは流石にレアということもあって、処理できなければゲームが終了しかねない強力な1枚です。

ターンを重ねる毎に縦と横にそれぞれ強力になっていく為、相手としては見過ごせません。

しかもそれが手札消費無しとなるとかなり苦しい事になりそう。

かなり選ばれそうなクリーチャーです。


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海駆けダコは構築で活躍した実績のある1枚で、さらなるアドバンテージが見込めます。

問題は2つあって1つは本体が人間の為変容元を別に用意することがある事、もう1つは他の持ってこれる候補が飛行などを持っていない事です。

(何なら防衛持ちが多い)

とはいえ優秀な事は疑いようが無く、かなり優秀な選択肢です。

ちなみにドローに関係する上二種と相性が良さそうですが、ドロータイミングが戦闘ダメージ解決後の為、飛行は意味がありません。


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ワームホールの海蛇はアンブロを付与できる1枚で、フィニッシャーになり得ます。

5マナとしては微妙なものの5マナある状態なら話は別で、そこそこ選ばれそうな1枚です。


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飛びかかる岸鮫も優秀な1枚で、採用実績こそ無いものの、4/3瞬速ないしバウンス効果は状況次第でかなり強力です。

他の候補に変容持ちがいる事もあり、単体で変容シナジーが組めるのは魅力ですね。


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大食の巨大鮫はクリーチャー呪文を打ち消しながら出てくる凶悪生物で、持ってきたい最有力候補でもあります。

5マナ以上構えてエンドしてきたらだいたいこれだと思います。

5/5/4とスタッツもよく、ほとんど裏目がありません。


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最深淵の海蛇もまた見慣れないクリーチャーですね。

これはテーロス還魂記のセットブースターにのみ収録されていました。

まさにこの為に生まれた様な1枚で、リバイアサン、タコ、海蛇にそれ以外にブロックされなくする効果を持っており、ゲームの終了を知らせる1枚です。

ただし対象になっていないものも多く、そこには注意が必要。

大体6/6/6アンブロなので単体でも終わりそうですが。


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船団呑みは攻撃時にライブラリーの半分を持っていく巨大クリーチャーです。

遺跡ガニと合わせてライブラリーアウトも狙えますが、そもそも6/6が悠々と殴れているなら勝負は付いているような気がします。

 

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肉食島は最大級の変容クリーチャーであり、効果も派手。

他2種と組み合わせて勝利が狙えます。

あとでかい。


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有刺メガロドンは巨大なサメで、呪禁持ちの5/7はコントロール相手ならかなり厄介なクリーチャーとなるでしょう。

打ち消しこそ弱いもののそこをかわせばあとは無双。

仮に消されても本体が残っていれば再び釣り上げられる可能性があります。

 

以上15種。ドラフト系は本当にカードが多すぎて文字数には困りませんが、時間には困りそうですね。

 

最大の問題は現スタンダード(というかアルケミー)に基本土地タイプを持つ多色土地が存在しない事。

その為、アルケミーで島というと基本土地の2種しかなく、最大限活かすには青単になってしまいます。

幸い候補には青単のクリーチャーしかいない為青単で使われる事を想定されていますが、それで対抗できるのでしょうか…。

 

指名対戦でこれ4枚島56枚でのミラーが一番面白いかも。

マリガンで終わる試合もありそうですが、まあ大体何とかなるはず。

ではでは!

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