今日は昨日使ったデッキの100枚解説。
見れば分かるとは思うのですが、このデッキは世界火解決後に敏捷なこそ泥、ラガバンを着地させ、そのまま対戦相手を倒し切る事を目的とした紙束デッキとなっています。
一般的なご家庭には山が97枚すぐに用意できるとは思えないので、そこが一番のネックでしょうか。
このデッキはマリガンがすべてで、狙いたい手札は以下の通り。
①ティボルトの計略(かつ世界火が手札に無い)
②世界火
①の場合の動きは以下
1Tパス
2T統率者領域から疾駆→宝物生成
3T疾駆→宝物生成
4T通常キャスト→ティボルトの計略→世界火→浮いた3マナから統率領域から統率者キャスト
あとは土地を置けたプレイヤーから1人ずつ攻撃して倒していきましょう。
2T3Tの疾駆ですが想定しているデッキレベルである5-6であれば大抵はまだマナ・アーティファクトの展開程度しかできていないはず。
例え対戦相手全員がブロッカーを立てて構えられてしまっていたとしても、このデッキであればまず土地を毎ターン置ける為、1ターン遅れるだけです。
それほど問題にはなりません。
②世界火が初手にある、あるいは途中で引いてしまってもそれほど問題ではありません。
このデッキであれば土地は毎ターン伸びるのでその気になれば素撃ちは十分考えられます。
対抗馬ロフガフフの息子、ログラクフ+燃えさし爪の使い魔、ケディスに対する利点はまさにここで、敏捷なこそ泥、ラガバンの場合3回位は疾駆による宝物生成が成功します。
それにより素引きした世界火を撃てるターンが9ターン目から大幅に前倒しされ、十分現実的なターンとなります。
その後は3ターンかけて土地を置きラガバンキャスト。
4枚の中に非フェッチランドを含む土地と軽い除去を引けている可能性は少なく、大抵はそのまま勝つことができるでしょう。
そもそも世界火後にパワー1以上のクリーチャーさえ出せれば大体勝てます。
わざわざケディスでキルターンを早める必要は殆ど無いでしょう。
残念ながらフリーマリガンを含めた8回のマリガン中にどちらも引き込めなかった場合手札は山1枚となります。
ただラガバンには対戦相手の山札からカードを拝借して勝てる勝機が残ってます。
またその確率は実は3割程度で大抵はどっちかが手札に来ます。
ロフガフフ+ケディスとの差別点としては素撃ちのしやすさの他にも、疾駆により一応動いてるように見せる事ができたり、ラガバンの能力によりワンチャンを掴むことができます。
計略の為に統率者を温存する必要もなく、カード次第ではさらに早いターンから仕掛ける事も可能になる為、今後世界火計略界隈ではラガバン型の方が主流になるのではないでしょうか。
今回は見た目のインパクト重視予算1万円でデッキを組むというコンセプトの為にこういう形になりました。
敏捷なこそ泥、ラガバン 8,500
ティボルトの計略 500
世界火 500
いくつか改善点があるので最後にそれを紹介しておきます。
宝石の洞窟
手札に来るタイミング次第ですが、基本的には山を切って動きを1ターン早められます。
また疾駆で出す不自然さを軽減できます。
お高いのが難点。
魂の洞窟
疾駆の際や計略により打消されなくなります。
特に後者の場合そのままスタックに残るので、そのまま着地します。
お高いのが難点。
裏切り者の都、水晶鉱脈
世界火の素キャストやバックアップ無しの際の統率者再キャストに役立ちます。
ダメージを食らう古えの墳墓は非推奨。
再キャストだけ考えるなら統率の灯台も採用圏内。
裏切り者の都は特にお高いのが難点。
陽焼けした砂漠、変わり谷
世界火通った後のフィニッシャー。
正直世界火通ってるなら割と何でもいいけど無いよりは強いかも。
後者はお高め。
災厄と踊る
これを除くデッキの総マナ総量が11なので全部唱えられます。
実際にはデッキ切れで負けるので数枚残しますが、これも盛り上がりそう。
正直忘れてました。
当然ながら打ち消されると大分厳しく、また人によっては怒られると思うので相手を見て使いましょう。
1回使ったら封印するのも吉。
敏捷なこそ泥、ラガバンは他のデッキでも活躍できるので無駄にはなりません。
是非使ってあげてください。ではでは!