ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

大いなる創造者、カーンについて考える

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今日はこちら。

 

灯争大戦で登場した強力な置物対策兼ウィッシュボード。

4マナ初期忠誠度5のカーンで、

対戦相手のアーティファクトの起動型能力を封じる永続型能力と、

[+1]で次の自分のターンまでクリーチャーでないアーティファクト最大1つを、それのマナ総量に等しいP/Tを持つクリーチャー化する能力、

及び[-2]でゲームの外部または追放領域から自分のアーティファクト1つを手札に加える能力を持っています。

 

永続型能力は強力な制限能力。

対戦相手限定の無のロッドであり、マナ能力も封じる為下環境に行けば行くほど強力な能力となります。

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[+1]は機械の父たるカーンお馴染みの置物に命を吹き込む能力。

自分の余っているアーティファクトに使用し自分の護衛させる事ができる他、相手の厄介なアーティファクトに使用しクリーチャー除去を当てられるようにしたり、あるいはそのまま魔力の墓所アーティファクト・土地を破壊したりする事ができます。

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カーンはいい奴なんですけどね…この辺り新ファイレクシアの法務官連中に慕われるだけあります。

 

[-2]はゲームの外部または追放領域から自分のアーティファクト1つを手札に加える能力。

統率者戦では基本使えませんが構築戦ではこの能力により状況にあったアーティファクトを手札に加える事ができ、このカードをフィニッシャーたらしめている能力となっています。

 

イオニアでは大量のマナが出る緑単信心で活躍中。

同デッキではこのカードの為だけにサイドボード15枚をすべてアーティファクトにする構築が主流となっており、文句無しのフィニッシャーとして活躍しています。

中でも死に至る大釜を絡めた無限ループはこのカードならでは。

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修復の噴出を唱えた事で追放されたこのカードは追放領域では死に至る大釜となる為、カーンで回収が可能です。

 

モダンではトロンを中心に採用され、特にマイコシンスの格子をサイドボードから持ってくる事で相手の土地を含めたすべての起動型能力を封じるコンボが強力。

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合計10マナと4ターン目には成立し、必要なカードもカーン1枚と非常に手軽だった為、マイコシンスの格子が禁止される要因となりました。

 

上記コンボはレガシーでは現在も使用可能で、同じくトロンで活躍中。

液鋼の塗膜により早い段階から土地を割る事もでき、非常に強力なカードとなっています。

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ヴィンテージでは各種パワー9の起動を封じる永続型能力があまりにも強力。

またコンボパーツも一瞬で揃えられてしまう為、登場から3ヶ月ほどで制限カードとなりました。

 

統率者ではマナファクトによるマナ加速は一般的であり、それらを咎められるのはやはり強力。

とはいえサイドボードもなく、対戦相手も3人もいる為戦闘で落とされる事もしばしば。

上に行けば行くほどコンボ偏重となるのでそういう事も少なくなりロック性能も上がるのですが、そうなると今度は4マナが重く結局あんまり活躍できてません。

出されれば驚くほど強力。

 

指輪の話したかったんだけど大分長くなったので今日はここまで!

ではでは!

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