ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

苦難の影について考える

今日はこちら。

 

兄弟戦争で登場した黒2マナ2/2の影。

対戦相手のクリーチャーが死亡するなら代わりに追放する永続型能力と、不特定マナ1マナでターン終了時まで+1/+1の修正を受ける起動型能力を持っています。

 

永続型能力は対戦相手のクリーチャーの死亡誘発を封じるのに有用。

しつこい負け犬敬虔な新米、デニックのような墓地からリソースを生み出すクリーチャーにも有効で、特に前者に関しては墓地から奇襲で唱えても1ドローできなくなるので相手からすれば非常に厄介なクリーチャーとなります。

f:id:rodasha:20221126232123j:imagef:id:rodasha:20221126232140j:image

 

起動型能力が超強力。

不特定マナ1マナでいい為単色でなくても使いやすく、本体の色拘束の薄さもあってかなり強力に使う事ができます。

本体のサイズも2マナ2/2と素のスタッツでマナ相応となっている為、マナがなくても強力。

展開前に攻撃する事でブロックも難しくでき、非常に強力なプレッシャーを押し付ける事ができます。

凍てつく影屍肉蟻といった元祖バンプアップクリーチャーと比較すると隔世の感を感じます。

凍てつく影屍肉蟻

 

リミテッドでは無類の強さを発揮します。

強力なメカニズム、蘇生を止める為環境柄永続型能力が強力ながら、そもそも起動型能力が強力すぎてこれ1枚でゲームを決められる環境屈指のボムとなっています。

 

イオニアでも早速活躍。

環境最有力候補ラクドス・ミッドレンジに採用され、特に緑単信心の老樹林のトロールに対して非常に強力な1枚となっています。

 

注意点として例えばゲトの裏切り者、カリタスをコントロールしていた場合、影響を受ける対戦相手がどちらの能力で追放されるかを選びます。

通常は苦難の影によって追放されるのを選ぶ為、ゾンビ生成が行われず、アンチシナジーとなってしまっています。

 

またサイズはかなり優秀なものの致命的な一押しには無力なので、そこも一応マイナスといったところでしょうか。

もっとも2マナのカードが1マナのカードにやられただけなので、それほどテンポの面では損していません。

 

2マナと軽いものの、放置されればフィニッシャーになりうる、今回のパックにおいてもかなり強力な1枚です。

今後モダンやレガシーなどで見るようになる可能性も…?

ではでは!

プライバシーポリシー