今日はこちら。
指輪物語: 中つ国の伝承で登場する青1マナのインスタント。
パワーかタフネスが2以下のクリーチャー・呪文1つを対象とし、それを打ち消します。
基本的に2マナ以下のクリーチャーのP/Tのどっちかは2以下なので打ち消し可能。
3マナ以上でも結構な数がいます。
旧ファイレクシア戦争の大英雄2人が両方説教されて帰っちゃうのは草。
着地誘発等も消せるのは流石青といったところ。
一方で着地後のクリーチャーに対しては何もできないとか、タルモゴイフのようにサイズが異常なクリーチャーに対しては何もできません。
(タルモゴイフはスタック上でも既に巨大なサイズを持ちます)
ただそれより問題なのはクリーチャーに対してしか対応できないところでしょうか。
例えば現モダン環境トップの不屈の独創力に対応するカードは1枚もありません。
これは極端な例ですが、ヴィンテージのようなクリーチャーでほとんど決着しないフォーマットであれば、この弱点はより顕著になるでしょう。
そういう意味ではほぼ確実に入ってるであろう2マナ呪文を打ち消せる呪文嵌めの方が強いかもしれません。
アートに描かれている青年は指輪の仲間の1人、ペレグリン・トゥック。
フロドの親友で、彼が一つの指輪を手に入れた事で危険な旅に出発しようとしている事を知ると、その友情から彼に同行する事を決意します。
やがてフロドが指輪所持者として旅に出ることが決定した後も彼はホビット庄に返る事になっていたのですが、彼はこれを拒絶。
アートにも描かれている老人ガンダルフの口添えもあり旅を続ける事を許されます。
で、このアートがどういうシーンかというと、一行がモリアで休憩中、トゥックが好奇心から井戸に石を投げ込んだ場面。
これにより一行はオークに襲われる事になります。
ガンダルフが自ら身を投げろとか言ってるのはこの為ですね。
何してん。
ただあまりきつく叱りすぎるとそれはそれで問題になるのがこのご時世。
トゥックを対象にこれを撃つとトゥックはガンダルフの言葉通り墓地に行きます。
というかこのシーンでなぜこの効果?ではでは!