ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

煮えたぎる歌について考える

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今日はこちら。

 

ミラディンで登場した赤3マナのインスタント。

赤5マナを加えます。

 

暗黒の儀式から色の役割を赤に変更すると共にマナ総量が大きくなりました。

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これ以降インスタントやソーサリーによるマナ加速は赤の役割となります。

 

1ターン目に3マナ用意するのは至難の業なので、最序盤の爆発力は減りました。

代わりに赤が得意とするコピーではよりマナが増えますし、マナ・コストを軽減すればさらにマナが増えます。

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また一度に赤マナを5つ用意できるので色拘束の高い呪文も唱えられます。

この辺は暗黒の儀式より優秀と言っていいでしょう。

 

他のマナ加速呪文の類に漏れずストーム系呪文と相性がいいです。

第9版で再録された際にはドラゴンの嵐と併用されました。
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少し重いですが、色も合ってますし、ドラゴンの嵐もそれほどストームが必要ではないので、かなり相性が良かったと思われます。

 

ミラディンで登場した際には3ターン目に弧炎撒きを唱えるために使われました。

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また親和やアイアンワークスにおいても炉のドラゴンを唱えるための赤マナを用意する為に使われました。

 

モダンではそれほど強力ではなかったものの、ストームデッキがしばしば上位に存在する事を受けて禁止に。

まぁストームが出る度に禁止するよりはマシなのかもしれませんね。

 

赤に儀式が移動した事は非常に重要です。

というのも赤にはリソース獲得手段が乏しく、儀式を連打すると一瞬で手札が枯渇します。

黒であれば血の署名むかつきの様なドロー手段に繋げられますが、赤にはそれがありません。

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赤の儀式にはそれに見合うリスクが存在するわけです。


逆に言えばそれが赤の生き様でもあります。

初撃防がれたら終わり!

それもマジックでしょう。ではでは!

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