ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

原初の嵐、エターリについて考える

原初の嵐、エターリ

今日はこちら。

 

黄金の都が解放された事で、大地の内でオラーズカと共に眠りについていた巨大な古の恐竜達が姿を現しました。

これらの怪物達はそれぞれの大地が持つ魔力の一面を表しています。

大きな背鰭を持つ原初の嵐、エターリは赤のマナと嵐の終わりなき怒りを体現者です。

 

イクサランの相克で登場した6マナ6/6の伝説のエルダー・恐竜。

攻撃するたび、各プレイヤーのライブラリーの一番上のカードをそれぞれ追放し、それらのカードの中から望む数の呪文を、それらのマナ・コストを支払うことなく唱える事ができます。

 

土地が捲れるとプレイできませんが、攻撃するだけで2枚分のカード・アドバンテージ、テンポ・アドバンテージが得られるのはやはり強力。

プレイヤーが増える程強力になり、特に重いカードが採用されやすい統率者戦では1回攻撃しただけでゲームを決めうる能力となります。

 

弱点としては速攻も除去耐性も無い点。

とはいえ速攻を付けるのはそれほど難しい話ではなく、例えばオテペクの猟匠は疑似的なマナ加速をしながら速攻を与えられる為、非常に相性がいいです。

 

誘発型能力によって追放されたカードは、クリーチャーやソーサリーであっても唱える事ができます。

また唱える順番は自分で選べます。

ティボルトの計略を撃ちこんだり、クリーチャーを唱えながら世界火を撃ったりできますね。

ティボルトの計略

唱えたクリーチャーが速攻を持っていても既に攻撃クリーチャーの指定は終わっているので攻撃に参加する事はできません。

ただし、このカードを採用している場合連続突撃系のカードが結構入っている可能性が高いので、追加の戦闘フェイズでは勿論攻撃に参加できます。

 

当初想定されていた能力は直接火力でした。

魅力的で実用的な能力ですが、同時に類似カードは大量にあります。

その為新しい能力を割り当てられないか考える事になりました。

色の協議会は赤の持つ混沌を掘り下げ、カードを追放してそのターンの間唱えられる衝動的ドローに、コストを支払わなくてよいという魅力的な赤の効果を発見しました。

 

ここからは個人的な話。

僕の統率者デッキの統率者として使用しています。

最初は朱池洞の族長、トーブラン鍛冶の神、パーフォロスを使っていたのですが、儀式系呪文のリソースを全く取り返すことができず、全然勝てませんでした。

そこでやってきたのがこの原初の嵐、エターリ

攻撃時に実質4ドローできる能力は非常に強力で、速攻で統率者を出す戦術ともかみ合っていました。

攻撃でライフゴリゴリ削れるのも僕好み。ではでは!

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