ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

異端の法務官、ウラブラスクについて考える

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今日はこちら。

 

ウラブラスクは新ファイレクシアの赤の派閥静かなる焼炉を率いる法務官です。

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二つ名は隠れしもの。

洞察が苦手で気性の荒い性格の持ち主であり、配下の者達は彼を刺激しないように恐れています。

幸いなことに彼は基本的に他のファイレクシア人に姿を見せる事はなく、派閥間のやり取りに興味を示す事もありません。

溶鉱炉階層に逃げてきたミラディン人の生き残りは、彼の命により彼の配下から放置されています。

その理由や目的は不明。

他の派閥に対しても近寄らぬよう命じており、新ファイレクシアの中では一番の避難場所となっているのではないでしょうか。

 

そんなウラブラスクさんが今回ニューカペナの街角に登場。

5/4/4速攻というそこそこのスタッツと2種類の永続型能力を持っています。

 

1つ目の能力はアップキープの開始時にライブラリーの一番上を追放し、そのターン中プレイできるようにする能力。

追放したカードをプレイできれば追加のアドバンテージとなり、さながら戦闘に参加できるPWとなってくれそうです。

逆に言えば戦場に出たターンは仕事ができず、除去耐性も無いシステム・クリーチャーが生きて次のターンを迎えられるかというと…。

 

2つ目の能力は各対戦相手のドロー・フェイズのドローを衝動的ドローに変える能力。

打ち消しやコンボ要員など唱えたいタイミングが限定されているカードの場合かなり使いづらくなります。

何ならマナ総量的に唱えられないカードがめくれれば完全にハンデスに。

 

また魂力や忍術のように手札で発動する効果も使えません。

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使われると結構厄介なカードになってくれそうです。

 

今はなきラニスの判事と組めばソフトロックに。

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スタンダード環境であれば洗い落としと小さなシナジーを形成します。
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上のはファイレクシア語版で少しわかりにくいんですが、日本語訳もだいぶ分かりにくくなっています。

「各対戦相手がそのプレイヤーのターンで最初にカード1枚を引くなら、代わりにそれを追放する。」のように書式を揃えない方が分かりやすかった気がします。

(かっこよさは欠けますが。

またこの場合アップキープに除去すれば通常ドローができます。)

 

リミテッドでは鬼強。

1つ目の効果がゲームを決めてくれそうです。

 

一方構築では微妙と思われ。

2つ目の効果はコントロールにとってかなり厄介なのですが、そういったデッキは普通にドロー呪文も使ってきますし、本体に打ち消しも除去も効くので、それほど有効ではない気がします。

 

残りはエリシュ=ノーンとシェオルドレッド。

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来年には揃ってそうな感じがします。ではでは!

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