ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

ウラブラスクの溶鉱炉について考える

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今日はこちら。

 

ファイレクシア: 完全なる統一で登場する赤3マナのアーティファクト

戦闘開始時に油カウンターが1個乗り、その数に等しいパワーを持つ速攻、トランプルのファイレクシアン・ホラー・トークンを生成します。

次の終了ステップの開始時に生け贄に捧げなければなりませんが、継続的なダメージソースを用意できます。

 

増殖や破壊されなければ

3ターン目: 1/1

4ターン目: 2/1

5ターン目: 3/1

6ターン目: 4/1

7ターン目: 5/1

8ターン目: 6/1

となり設置から5ターン後に単体でゲームを決められます。

 

…弱くない?というのが個人的な印象。

確かに5ターンでゲームを終わらせられるのは間違いないんですけどこれが無謀な嵐探しであっても単体で18点、夜になったり他にクリーチャーがいればそれ以上にダメージを与える事ができます。

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クリーチャーなので除去に当たりやすいという弱点はあるものの、今回の舞台がアーティファクトの多いミラディンという事もありアーティファクトも環境柄破壊されるようになりそうです。

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とはいえ完全に目がない訳ではありません。

全体除去に巻き込まれないアタッカー生成装置なので、これを置いて全体除去を撃っているだけでゲームに勝てるカードでもあります。

赤単でも兄弟仲の終焉家の焼き払いなど優秀な全体除去が揃っていますね。

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また犠牲のコストとしても有効。

パワーは大きい為大きな犠牲でも支払う事ができます。

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欲を言えば鬼流の金床に対応できるようアーティファクトであって欲しかったところでしょうか。

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対抗相手は鏡割りの寓話

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歴代最高峰の赤3マナカードであり、裏返れば継続的なアタッカーを毎ターン用意できます。

相手が悪すぎる感もしますが、同じ時代に生まれたゆえ仕方のないところ。

 

この溶鉱炉フレーバーもなければ伝説でもないにも関わらずなぜか注目のストーリーとなっています。

おそらくファイレクシア: 完全なる統一の最後は、現スタンの神話レアでありながら200円のカスレアとなってしまったウラブラスク君が、指を立てながら溶鉱炉に沈んでいく感動のシーンとなるのでしょう。

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ではでは!

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