ロダーシャの考察

MTGについて色々と。(非公式)

アラーラへの侵攻コンボについて考える

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今日は9/9のスタンダード・チャレンジで優勝した新型5色版図について。

 

今回の主役はアラーラへの侵攻

そしてエルドレインの森で登場した新カード木苺の使い魔です。

 

このデッキに入っているカードは4枚の木苺の使い魔、及び1枚の喉首狙いを除いてすべて土地か5マナ以上のカードとなっており、このデッキでアラーラへの侵攻を置くと、少なくとも1枚の木苺の使い魔がめくれる事になります。

そしてアラーラへの侵攻はめくるカードにこそマナ総量の縛りはあるものの、唱える際にはマナ総量を参照しないという一昔前の続唱と同じテキストをしています。

その為めくれた木苺の使い魔を出来事初めてのお使いとして唱える事が可能で、この高いマナ総量のデッキでそれを唱えられればかなりの確率で戦場に大きなクリーチャーを場に出す事ができます。

 

またこの時墓所の冒涜者が戦場に出せるとかなり強力。

マナ総量7のカードを追放する事でアラーラへの侵攻を裏返し、大渦の目覚めを唱える事ができます。

このマナ総量7のカードには初めてのお使いで落ちたカードの他、土地を持ってくる為に使った群れの渡りを使えます。

 

大渦の目覚めは非常に強力で、2ドロー、手札からアーティファクトの踏み倒し、自分のパーマネント1つのコピー・トークンの生成、自分のクリーチャーに割り振り可能な+1/+1カウンター3個、対戦相手のパーマネント1つの破壊を行えます。

この際に出せるアーティファクトとしてはファイレクシアの肉体喰らい鏡殻のカニがおり、そのどちらもが3マナで使えるモードがある為、無駄がありません。

コピー・トークンの生成によりこれらのアーティファクト・クリーチャー、あるいは墓所の冒涜者のコピーを出せれば、さらに盤面を強固なものにできるでしょう。

 

マナ総量5以上ながら除去も完備。

お馴染み力線の束縛は最小1マナの万能除去であり、新カード執念の徳目の出来事ロークスワインの嘲笑はタフネス3までを倒しつつ2点回復するかなりアグロキラーな除去に仕上がっています。

 

免れ得ぬ破滅、ルーカは完成化で出す事で4ターン目に出す事ができ、クリーチャー限定ですが5ターン目に7マナを出す事ができます。

これもマナ総量としては5マナで、よく見つけてきたな、という感じです。

 

サイドが難しいのだけ難点。

メインがかなりしっかりしているので慣れない内はサイドせずに挑むのも手かと。

ではでは!

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