今日は先週末参加してきたFNM並びにPWFMについて。
今月から新たに始まったFNMでは、デュエマコラボのプロモが配布されています。
これは各FNMで2回ずつ行われるじゃんけん大会でのみ手に入れられる報酬で、参加条件は以下の通り。
・1回目 全員参加
・2回目 先週のFNM参加+事前予約
ここで注目すべきは2回目の参加条件。
例えば僕は今週末Sekappy社内イベントがあるので参加できないのですが、この場合来週末に行われる飛びかかるジャガーの2回目のじゃんけん大会にも参加できません。
プレイヤーにFNMに継続した参加を求める狡猾なうまい手法だと思いました。
PWFMは言わずと知れたヴェールのリリアナと蘇りし悪夢、ブレイズ、参加賞にファイレクシアの憤怒鬼が配布されます。
ヴェールのリリアナは現在トレンド入りするほど高価で取引されています。
一方ブレイズも含めた他のプロモは値段がつかないほどの安値で、特に参加賞のファイレクシアの憤怒鬼に至っては新アートすら割り当てられておらず、元々コモンという事もあり構築実績もありません。
また大きな違いとして今回からポイントの配布が無くなりました。
これはかなり大きな違いであり、例えば僕がほぼほぼ毎日通っている晴れる屋トーナメントセンター東京では平日大会は以下のポイントがもらえます。
3-0: 2,000
2-1: 1,000
仮に8人大会勝率5割だとしても(2,000+1,000×3)/8=625で額面的にはかなり高額であり、特に勝率の高い人であれば期待値はより上がる事になります。
晴れる屋はこのプライズがかなり高いのですが、他の店舗でもこういったポイント制がある場所が多いです。
これは参加者の勝利に対する考え方の変化にも繋がります。
今回僕が使ったデッキは以下の5色版図です。
偉大なる統一者、アトラクサは当たり前の様に4積みされており、その他力線の束縛や各種トライオームも4枚ずつ採用されたスタンダードにおける札束デッキの1つです。
これを使い僕は無事1本も落とす事無く3-0しました。
戦績で見ればこの上ない勝利と言えます。
ただそもそも今回の大会ではスタンダードでの勝利を目指す理由は何もありません。
その為他の方がそもそもそういった最適化されたデッキを持ち込んでいたかというと疑問が残ります。
例えば僕が3戦目で当たった方は、サイドボードがありませんでした。
ゲームの前にも自分が初心者であると言っていましたし、最終戦に関して言えば基本土地だけしか置けず、色事故で散っていきました。
繰り返しますが2-0卓です。
これは普段の大会であればまずありえないと言っていいでしょう。
これに関してお相手のデッキやプレイングを責める気は微塵もありません。
むしろ責められるとしたら僕の方かもしれません。
他の卓では微改造のスターターデッキが鎬を削っていました。
今回紙初参加なんですよねーという方も何人もいました。
そんな中に上のようなトップメタとは行かずともかなり上位のデッキが混ざれば、難なく3-0してもおかしくないでしょう。
以前の公式からの告知文章に土地60枚や即サレンダー等カジュアルなスタンダードを楽しもうとしていない方にはじゃんけん大会への参加資格はありませんという文言がありましたが、一方で僕がカジュアルなスタンダードを楽しもうとしていたかと言われると、かなり怪しいかもしれません。
なおこのお相手最後じゃんけんでヴェリアナとブレイズ両方持っていきました。
むしろこっちに関して責めたい。
いや責められる道理は何もないんだけど、ずるい位は一言言いたい。
こっちは3-0して何も無いんだぞ負け惜しみ位言わせてくれ。
この様に今回のFNMやPWFMは、普段からガチガチでスタンダードやり込んでますというプレイヤーにはかなり旨味が少ない一方で、
初めて参加します、ほとんどカード資産無いです、といった方には、プロモカード獲得チャンスや他プレイヤーとの交流といった点で、出る意義のかなり大きい大会となっています。
仮に紙でのスタンダードへの新規参入や復帰を考えているのであれば、この機会に復帰してみてはいかがでしょうか。
まあもうかなり予約埋まっちゃってる訳なのですが。
でもほらキャンセルする人とか出るかもしれないし。
僕とか。ではでは!