今日はこちら。
ファイレクシア: 完全なる統一で登場する白4マナ5/5飛行のファイレクシアン・ホラー。
ダメージを受けるたびにそれを軽減し、他の望む対象に移し替える事ができます。
クァドラプルシンボルのカードはかなり珍しく、黒枠の白でこのコストを持つのは他に曙光の精霊だけです。
不特定マナが付くのも他に3枚しかありません。
どれもここ2年で出たカードなので少し考えると、思い当たるかもしれませんね。
(ヒントを出すとそれぞれストリクスヘイヴン: 魔法学院で1枚、神河: 輝ける世界で2枚です)
その曙光の精霊と比べるとその性能の差は歴然ですね。
サイズは二回り大きくなった上に、軽減したダメージ分他の対象に飛ばせるようになりました。
こうなると最早確実にプレイヤーを落とせるか攻撃して寝ている間にしか攻撃に行けません。
2体でチャンプアタックした場合片方は通るものの、そちらもダメージによって死にかねません。
あるいはプレイヤーに移し替えられてどちらの攻撃ターンかわからなくなってしまいます。
色拘束こそきついもののマナレシオは4マナ5/5飛行と素のスタッツの時点でかなり強力。
警戒がついていれば敵無しでしたが、流石にそれだと強すぎましたか。
クリーチャーのサイズで押す緑や火力で対抗する赤にとってはまさに天敵。
再録されるファイレクシアの抹消者共々赤緑にとってかなり厳しい環境となるかもしれません。
こちらは多大な犠牲こそ払うものの一応倒せますが、ファイレクシアの立証者は軽減される為、ダメージでは一生倒す事ができません。
EDHでは最下層民との相性が最高。
あなたに与えられるダメージはすべて別の誰かに置換されます。
ヘイトはマックス。
また複数体並べる事でダメージの打ち返しが可能。
本来は何も意味がありませんが、ラースの灼熱洞が置いてあれば無限にダメージを倍加して、最後プレイヤーを対象にとってゲームを終わらせる事ができます。
ちなみにその状態で顔を殴ると5×2×2=20点。
まあ意味ないか。
スタッツも大きく火力では死なないものの、普通の除去には普通に死にます。
喉首狙いは今後さらに活躍の機会が増えそうですね。
リミテッドではお化け…と言いたいところですが、色拘束がきつすぎて出せるかどうかが怪しすぎます。
かと言って白単で組むと引かなかった時の勝率がかなり下がりそうですし、そこは単色がどれくらいやれるのかによって変わってきそうです。
パッと見は遅そうなので2色デッキが中心になるかと。
勿論出せればかなり最強です。
赤緑ステロイドに立ちはだかる大きな壁。
流石に厳しいか…?ではでは!